2024/12/08

2024年遊んだSteamゲーム

個人的には東アジアの地域がホットな印象が強い一年でした、今年もやるぞ!!!!
時系列順にひたすら感想を書いていくだけなのも殺風景なので、追加コンテンツとして部門別に優れていた作品一覧を用意しました。例年通りアホみたいに長くなるので、頑張ってスクロールしてください

これまでのやつ

2024年1月2日 SANABI: The Revenant

ストーリーが感動的だのワイヤーアクションが面白いだのという当たり前の話は置いといて、この偉大な傑作が韓国からリリースされたという事実を見逃すことは出来ないんじゃないかと思います。
ハングルのネオンサインが煌めく繁華街や、寡黙ながらも芯が強い退役軍人という主人公の性質から登場人物の衣装まで、もちろん国籍に関係なく普遍的な要素も沢山ありましたが、それでも「このゲームは韓国のゲームだぞ」というスタンスが徹頭徹尾貫かれているところが非常に印象的でした。そして、その試みはひとつの到達点に辿り着きました。
様々な VTuber の方々のゲーム配信でも、韓国の方からの熱烈歓迎なコメントが多かったのは象徴的な現象だったように思えます。

様々なタイトルにインスパイアを受けた事が明かされる開発者インタビューは必読です。なぜなら本作の爽快なワイヤーフックアクションの元ネタがみんな大好き WARMS である事が判明するので……。

2024年1月2日 The Banished Vault

宇宙ファンタジーというか SF のサイエンスを宗教にすげ替えたというか、ともかく非常に発展した宗教文明が宇宙探索に取り掛かる独特の舞台設定やクラフト要素が魅力的で購入したものの、2024年を終えようとする今でも日本語訳は発表されていません。

2024年1月4日 Sea of Stars

JRPG は海を越えて、逆に日本がそれを輸入する時代になりました。
RPG としてのゲームの面白さは見事でしたが、もう少し登場人物のディティールを掘り下げるようなシナリオになっていると傑作の領域にタッチできていたのではないか、と思っており、個人的には非常に惜しいタイトルだったという印象です。

2024年1月18日 未解決事件は終わらせないといけないから

罪悪感三部作に代表される韓国の SOMI 氏の新作が来るということで非常に期待を寄せていたのですが、その期待を遥かに上回る最高の回答を SOMI 氏は持ってきてくれました。とりあえず何も見ないでプレイしましょう。
基本的には舞台や社会制度は韓国に準じているのですが、(これまでのシリーズ通り)日本語訳での登場人物名は非常に巧妙な翻訳によって和名にすり替わっており、日本が舞台だと思ってプレイすると変な勘違いを起こしてしまう事がある、という点にだけは留意しておいたほうが良いと思います。
罪悪感三部作については社会的な告発だったり、自分自身の(あまり裕福ではない)生まれ育ちの告白だったりと、SOMI 氏自身の後ろめたい自己開示の色が強い傾向がありましたが、本作ではこれまでの創作物への決別じみたものを感じざるを得ないような方向転換を感じるメッセージ性となっており、個人的には惜しいような気もほんの少しだけしつつも、クリエイターとしての偉大な前進を感じつつ、その前進が多くのプレイヤーに届いて認められた事に対して拍手を送りたいところです。
おめでとう、SOMI 氏、ありがとう SOMI 氏……。

清崎蒼という登場人物を過去作に照らし合わせてどのように判断すべきか、については一旦閉口させてください。面倒なオタクが集まって一晩中議論しても結論が出無さそうな予感がしています。

2024年1月21日 Always The Same Blue Sky…

なんか、地中海に面する地域の学校に引っ越して女の子と出会うそうです。楽しそうですね。
海外のノベルゲームをたくさん dig ろう期に見つけた作品のひとつです。

2024年1月21日 Flowers Blooming at the End of Summer

幽霊の女の子と出会う韓国発のノベルゲームで、とにかく韓国で無茶苦茶評判が良い上にビジュアルのクオリティがずば抜けてよく出来ており、どうやら日本語 MOD もあるらしいとのことで購入しましたが日本語 MOD をうまく導入できなかったのでお蔵入りです。
新海誠みを感じるのでいつかやってみたいところではありますが……。

2024年1月21日 In Stars and Time

世間一般での洋インディーゲーの大傑作であるところの『UNDERTALE』に比肩するタイトルが遂に出てきたぞ、と俺は本気で思っています。
この作品の中核にある凄みというのは、死んでは無限ループを繰り返してうまくいけば一歩くらいは歩みを進められる中でプレイヤーも主人公も精神を摩耗していく過程の心理描写が圧巻なところにあり、少なくとも俺は130回くらいループする中で主人公と同じ表情になっていきました。こんな表情差分作ることなんて普通は無いですよ。

画像
画像

時間と心に余裕がある時にプレイすると、きっと忘れられない物語を目にすることが出来るんじゃあないかな、と思っています。
あとタイトル画面の BGM がマスターピースめいていたり、クライマックスの名場面の直前に使われた BGM がすげー良いのに一瞬で次のシーンに切り替わったりがあり、ゲームクリア後に改めてサントラを聴き返すと、また新しい発見と出会えると思います。

2024年1月21日 her tears were my light

なんかかわいいらしいです。よくわかりません。

2024年1月21日 The Coffin of Andy and Leyley

倫理観おしまい屋さんの兄弟がまあまあ世紀末めいたというかコロナ禍が一番ひどかった時期みたいな世界を生き延びるアドベンチャーゲームです。
過激すぎて規制されたりされなかったりの話がありつつ、自分が遊んだときは日本語 MOD が中途半端なところまでしか実装されてなくて、たぶんこれからめっちゃ面白くなるんだろうなーってところで断念しました。
今年一番続きが気になっている作品の一つです。

2024年1月28日 Sandtrix+

アイデア良しの実装完璧の優等生なゲームで、他にやるゲームがないからその場つなぎでダラダラ遊ぶゲームの筆頭になれた、というのは恐らく一つの成功の形なんだと思います。
実際3時間は最高に楽しく遊べます。5時間遊べたら、その頃にはこのゲームの本質をしゃぶりつくせたと言っていいでしょう。それ以上に遊べたら、あなたはこのゲームの類稀なる才能の持ち主であるということです。

2024年2月7日 LoveChoice 拣爱

30分とか1時間で愛について考えたい時にちょうどいいんじゃないですかね。

2024年2月7日 Boxes: Lost Fragments

なんかアーティファクトめいたものが沢山あって鍵とかギミックとかをいっぱい触って謎解きしたい、って瞬間が来るのはある種の生理現象だと思います。

2024年2月8日 シャンハイ サマー

1年以上ずっと気になっていたタイトルが遂にリリースということで、上海を舞台に、とうに過ぎ去った学生時代の甘酸っぱい色恋沙汰の後始末と現実との折り合いをつける物語を楽しむことが出来ます。
このゲームの本質は、青春とか主人公の運命とかではなく、主人公と共に歩いてくれる理解ある男友達にあると思っています。俺も上海の飯屋の屋外席に雑に座ってとりあえず青島ビールを頼んでからエビチリとか食いながら人生の愚痴を垂れ流して駄弁りたい、そういう感情を満たしてくれます。
個人的にはエンディングテーマソングがとても好きで、それでも人生は続いていくんだぜ……という気持ちになれます。

2024年2月13日 Banishers: Ghosts of New Eden

DON’T NOD から『Vampy』以来の三人称アクションアドベンチャーが来たということで、期待半分怖いもの見たさ半分で、ついでに言うなら DON’T NOD の株を買うかどうかの指標としてこの作品を触りましたが、最高のナラティブアドベンチャーを作る素地はあってもアクションアドベンチャーを作り込めるだけの素地はまだ備わってないんだな、という結論に至りました。

2024年2月21日 ENDER LILIES: Quietus of the Knights

メトロイドヴァニアでソウルライクをやるぞ、という目論見と、その上でお耽美な破滅ファンタジーをやる、という狙いもきっと間違っていなくて、でもそんな世界観でソウルライクをやられてもプレイキャラのやってることはほぼゴリラなんだよな、とはなってしまいますよね。

2024年3月15日 A Dance of Fire and Ice

なんか急に流行ったので……

2024年3月20日 Transport Fever 2

1900年代初頭くらいのテクノロジーからスタートして物流網を構築しよう!というシンプルなシミュレーションゲームです。
陸路や空路や海路の構築や、運用や設計について気合を入れたい人には最高のタイトルだと思います。
複線の鉄道路線を敷きまくっていると、そのうち現実で単線の鉄道路線を見かけると、この路線で複雑な運用をこなしてるのはすげえなあ……って感動できるようになると思います(実体験)。

2024年3月28日 Suzerain: Kingdom of Rizia - Launch

人類史上最も優れた東欧政治胃痛シミュレーターこと Suzerain の(アホみたいな規模の) DLC が来たということで買いましたが、アホみたいな規模すぎて有志で日本語訳をやられている方が悲鳴を挙げていて、年末にやっと試作版が完成して一部のプレイヤーでテストプレイ中らしいです。たのしみですね。

2024年3月28日 Monster Hunter: World

やるゲームが他に無さ過ぎて逆に流行ってんなーと思って買っちゃいましたが、別にやらなかったです。

2024年4月6日 Anonymous Hacker Simulator

スパーハカーになりたい人にはちょうどいいゲームですね。

2024年4月6日 Buckshot Roulette

ショットガンでロシアンルーレットをやるゲームですが、アイテム要素の作り込みが絶妙で、基本的には自分の行動に対して有利をもたらすアイテムが溢れてる中、アドレナリンだけは相手のアイテムを奪って相手の有利を奪って自分の有利に変換する事ができる、という要素が非常にスリリングな読み合いに貢献していたのが印象的でした。
マルチプレイ実装については夢が叶った感はありつつ、1v1v1v1 に読み合いや手順の突き詰めなどは存在せず、口頭でのヘイトコントロールが主流になってしまうのはとても勿体なかったように感じました。たぶんマルチは 1v1 にしたほうが良いと思います。

2024年4月11日 Laysara: Summit Kingdom

インドとかネパールとかブータンあたりの高山地帯を舞台にした仏教シムシティみたいな感じで、定期的に雪崩などが発生することを前提にインフラを組んだり、宗教施設がないと発展の条件を満たせないなど、非常に宗教性を重要視しているゲーム性がユニークな作品です。

2024年4月13日 Botany Manor

英国植物園謎解きバトルです。

2024年4月23日 飢えた子羊

中国発のノベルゲームの大本命が遂に来ました。
非常に荒廃した時代を舞台にしているというのもあり、女児の人身売買は当然のことながら、人肉食などのタブーになりかねない要素も臆する事なく描写し、そして袁隆平にまで目配せをするとは思ってはいませんでした。
文化的な違いもある中で、それでも心から尊敬するタイトルをが出てきた事に感謝の気持しかありません。
こうした要素だけを淡々と紹介していると、淡白な感じになりますが、ある種の悲劇的な英雄譚とロマンスを優等生的に組み合わせたような名作だと思います。

2024年5月6日 Manor Lords マナー・ロード

どうやら買ってたらしいです。

2024年5月14日 Machinika Museum

カチカチと音がしそうなパズルゲームが無料配布されてたら、みなさんも何も考えずに飛びつくと良いです。

2024年5月17日 Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT

『Assassin’s Creed SHADOWS』に求めていたものが完璧に満たされました。
とても良く出来たタイトルですが、DLC は完全に蛇足だし、なんかアニメを作るとか言ってるのも大丈夫なんでしょうか。

2024年5月27日 Girlfriend from Hell

クソ彼氏にブチギレて彼女が半殺しくらいのイタズラを仕掛けるゲームですが、作中のギミックやヒントに感心した回数は0回です。

2024年6月9日 Trans-Siberian Railway Simulator

作中のミッションはいずれも非常にダーティである一方で、シベリア鉄道で列車を運行するにあたって、熱源を確保し、速度表示に常に気を払いながら信号を遵守することの重要性を学べます。
死ぬ気であらゆる種類のブレーキのレバー(なんか8個くらいある!)を引く経験は一生物の思い出になりました。
銃撃戦の異様な難易度で投げましたが、あれなんかまともな攻略法あるんですかね……

2024年6月9日 九日ナインソール

道教パンク SF という世界観を引っ提げて、台湾から最高の SEKIRO ライクな 2D アクションメトロイドヴァニアが登場しました。『SEKIRO』では弾く事に攻撃の意味合いがありましたが、本作の弾きはただのダメージ無効です。つまり、すべての攻撃を弾きながら相手を殴り続ける必要があります。ワクワクしますね。
手描きアニメーションでモーション暗記の死に覚えゲーを成立させるという野心的な挑戦は見事に成功したと言えるでしょう。
道教パンクというニッチな世界観において、表情豊かかつ壮大な BGM をこれでもかと詰め込んでいる点にも注目です。

2024年6月20日 ELDEN RING Shadow of the Erdtree

『ELDEN RING』の世界観なんて拡張されれば拡張されるだけ楽しいのですから、今更言うことも無いでしょう。

2024年6月20日 The Talos Principle 2 - Road to Elysium Pack

完璧な 3D パズルゲームであるところの『The Talos Principle 2』から暗黙のルールというか開発者の良心みたいなものを取っ払ったようなパズルギミックがふんだんに搭載されており、本編と同等の規模の世界観を満喫する事が出来ます。
なんらかの国際法に抵触しそうな DLC ですが、こんな本編を走り切った上に DLC にわざわざ金を落とすような人間に対しては、人道に反する行いをしても構わないだろうという強い信頼を感じる事が出来ました。

2024年6月28日 Ultros

かなりゴキゲンなサイケデリック SF のメトロイドヴァニアで、モニターとにらめっこをする仕事を辞めて眼精疲労と無縁になれた日に祝杯をあげる時のために大切に取っておく事にしています。

2024年6月28日 蜜桃

Vaperwave めいた美麗なドット絵が特徴的なアドベンチャーゲームですが、残念ながら中国語と英語しか用意されておりません。日本語版が出たら喜んで遊ぶと思います。

2024年7月11日 Hookah Haze

シーシャバーを経営したいのか、シーシャに惹かれる美少女に手を出したいだけなのか、まずはそこの態度をはっきりさせる所が大事だと思います。
(悪い意味で)マーケティングの力の強さというものを見せつけられたように思います。
余命宣告された病人にシーシャバーを経営させる組織とはなんなのか、税金でそんな慈善事業を、あるいは金を生むスキームがあるんでしょうか。考えれば考えるほどこのゲームの世界が怖くなっていきます。

2024年7月12日 プリンちゃんとお風呂に入ろう2

2015年に書いた記事でプリンちゃんとお風呂に入ろうに触れてから9年、遂に新作がやってきたということで非常に高まっていた熱量に対して(アプローチの仕方は違えどもしっかり R-18 になりました)、正面から期待に応えてくれたんじゃないかと思います。
数回プレイした程度ではこの作品の本質には気付けないと思うので、腕が痛くなるまで彼女の全身に貼りつけられた絆創膏を剥がし続けましょう。次第にただゲームに勝ちたかっただけの自分の行いがいかに獰猛で狡猾で残忍なものだったのかを自省する事になるでしょう。
そして何より恐ろしいのは、本作のゲーム性は(現状では未対応ながらも) VR 対応を視野に入れながら設計されたものであるという点で、そのプレイングの残忍さにはますます磨きがかかる事でしょう。

2024年7月28日 Cataclismo カタクリズモ

『Minecraft』風のブロック積み上げ式の構築型タワーディフェンスという挑戦的なジャンルのゲームで、そのコンセプトは複雑なシステムの上では見事に機能しているものの、そのすべてをゲームとしての面白さに繋げきれているわけではなかったのが惜しい点だったと思います。

2024年8月2日 Minds Beneath Us

電力と同じくらい人工知能がインフラとして普及した裏側で、無数の巨大な計算機器の稼働リソースとして人間が必要になった世界で、主人公は人工知能の運営企業の契約社員として、貧困層の応募者の採用面談をしたり、人事チームとエンジニアチームの派閥争いや利権争いに巻き込まれながら、あらゆる局面で異様な量の選択肢を選んでいくことになります。つまり、あなたは実生活と同じように仕事上の判断を下す必要があります。
台湾を舞台にしたサイバーパンクディストピアで『Detroit: Become Human』のような最高のマルチエンディングをやるぞ!という強い意気込みを感じる作品で、その挑戦の99%くらいは成功したと評しても良いのでは無いでしょうか。

パッと見のビジュアルの地味さに起因して本作をスルーしてしまうのは非常に勿体なくて、いや実際にゲーム中の物語の序盤は地道なデスクワークなので見た目は地味なのですが、トレイラーを見るとわかるように、本作には非常にカッチョイイアクションモーションが実装されています。
ナラティブ部門では本年度ぶっちぎりの優勝です。

2024年8月6日 マルウェア

直感に反する UI が大好きな皆さまはすでに本作で沢山のマルウェアのインストールの回避に成功した思いますが、一部のミニゲームが拷問めいているのだけはなんとかしてほしかったです。

2024年8月10日 Car Manufacture

自動車工場シミュレーターです。色々な時代自動車工場の製造ラインを構築できます。楽しいですね。
製造ラインを作り込めば作り込むほど、営業はさっさと在庫を捌かんかい! 売ることだけがお前の唯一の表現方法だろうが! 売れ! という気持ちになり、『狭小邸宅』の一節を思い出す事が出来るでしょう。

2024年8月10日 Mini Airways

航空管制シミュレーターではあるのですが、突き詰めるとマクロのコントロールよりも複数の機体を並列して操作するのが一番便利ということに気付き始める事でしょう、つまりあんまり航空管制シミュレーターという感じでもないです。
そのうち、各国各地の空港の滑走路の構造に感謝したり馬鹿みたいな通過禁止地域に罵詈雑言を吐いたりすることになるでしょう。
現代の世界中の上空通過禁止地域が解除される日を祈りましょう。

2024年8月15日 Crime Scene Cleaner

『PowerWash Simulator』と『Viscera Cleanup Detail』を組み合わせたら最高のお掃除ゲームが出来るだろうという目論見は完璧に成功し、お掃除ゲー史に残る的な傑作がここに誕生しました。
全部キレイに掃除するだけでいいんでしょ、という無責任な気持ちで始めたこのゲームは、最終的のクソデカい博物館の多様な展示物の配置をすべて頭の中に入れた状態ですべての設置物を探し尽くすという恐ろしいゲームに変貌しました。
最後までプレイする気合の入った VTuber がいたら是非教えて下さい。

2024年8月19日 Lorelei and the Laser Eyes

自分はこの作品を途中で諦めてしまったので正しい評価を下すことは出来ないのですが、数時間触っただけでもこの作品の、ありとあらゆるやり方で謎解きを解かせようとしてくる狂気的な作り込みの片鱗を垣間見る事は出来たと思います。
ヒントになりそうな要素はすべて記録され、いつでも自由に閲覧する事が出来ますが、映画のポスターの公開年月からローマ数字の表記方法からギリシア文字の発声方法から欧州の各種言語での東西南北をそれぞれなんと呼ぶかについてまで、幅広い知識と暗記を求められ、それを駆使してあらゆる場所に散らばった謎解きにどの知識が使えるのかを判断していく必要があり、謎解き狂いにとっては珠玉の名作になる作品だと思います。

2024年8月20日 Katawa Shoujo

年内にやるから!!!と叫びながらこの作を購入しましたが、まだもうちょっとだけ待ってもらってもいいですか?

2024年8月23日 アリスのハニハニクラッシュ!

アリスソフトが『Vampire Survivors』風のゲームを無料で出していました。3時間くらい遊び倒すにはちょうどいいゲームでした。メーカーの今後の発展を祈願しています。

2024年9月7日 Fantasy Map Simulator

オタクはみんな架空の大陸の地図の勢力図がグリグリ変化するのを眺めるのが好きに決まっているじゃないですか。

2024年9月14日 Mad Smartphone Tycoon

スマホメーカーの経営シミュレーションゲームで、とりあえず最新の iPhone を買う人にとってはすこぶる退屈なタイトルではあが、様々な価格帯の Android 端末のカタログスペックを眺めながら自分にとって最高の一台を選ぶのが楽しくて仕方がないタイプの人にとっては非常にエキサイティングで学びが深いタイトルです。
ハイエンド端末と同等の性能なのに何故か安いスマホには防水防塵が無かったりする理由がわかります。

2024年9月21日 Frostpunk 2

『Frostpunk』をカジュアルにして規模を大きくした続編が出ました。
つまり、たった一人だけでも最悪の寒波を耐え忍べるようにリソースを最大化する絶望のゲームではなく、普通に世界中を開発する拡大志向のタイトルに変わってしまったと感じました。氷塊の下に眠っているリソースが多すぎる。

2024年9月21日 Fraudster

闇バイト体験ゲームです。まあ、一度くらいはゲームの中で犯罪をする人の視点を体験しておいても良いのではないでしょうか。
その実態は同じようなミニゲームを正確にこなすだけのシンプルなゲームですが、その繰り返しの先には意外とそれなりに重たい選択が待っています。全員犯罪者なのでどうでもいいんですが。

2024年9月24日 滅ぼし姫

滅ぼし姫

あの不朽の名作こと『雪道』を生み出したステッパーズ・ストップが新作を Steam でリリースするぞ、という事で一部のフリーゲーム愛好家たちが発狂しました。
難色を示す新規層が一部存在するのは事実ですが、発狂していた人たちは間違いなく夢のような時間を過ごす事が出来たのではないでしょうか。
ちなみに俺はヘルモードを真クリアしました。みなさんはどうですか? 滅ぼしてますか?

2024年9月24日 Zwei: The Arges Adventure

『ツヴァイ2』は高校生くらいの頃に遊んでたのですが、そういえば初代は未プレイだなと思い立って Steam で購入できる事に感謝しました。

2024年9月27日 HAPPY SAIN† SHEOL

ドットというかジャギジャギした日本語フォントに非常に性癖を感じるゴシック風のノベルゲームです。
刺さる人には刺さる世界観だと思いますが、高校生の間に触っておけたら最後まで遊ぶことが出来たのかな、と思いました。

2024年10月5日 Gunsmith Simulator

銃分解シミュレーターで、銃を分解出来ます。万歳!

2024年10月16日 Neva

『GRIS』を開発した Nomada Studio から新作が出るということで、何もかもが期待通りで、前作の(ポジティブな意味での)フェミニズム的な要素が脱色されており、代わりにスタッフが急にジブリというかもののけ姫を観たせいでだいぶ自然主義的な作品になっております。
一度トレイラーを見て、なにかちょっとでもピンと来るものがあれば間違いなくプレイしたほうが良いです。あとクソデカワンちゃんが好きな人も。

2024年10月22日 Duck Detective: The Secret Salami

アヒル探偵がバス会社で起こった事件を捜査します。
推理ゲームというジャンルには何者にも抗えない魅力と同時にいくつかの難点があるもので、本作が最も参照した推理ゲームは恐らくみんな大好きFrogwareのシャーロック・ホームズシリーズだと思います。
本作はシャーロック・ホームズシリーズの脂肪となっている要素を削ぎ落としてブラッシュアップしつつ小粒にまとめきった優等生のようなタイトルですが、裏を返せば、コンパクトに収めるために感銘を受けるようなストーリーまで切り捨ててしまったということでもあります。
現代の推理ゲームとしての最適解を提示してきたと同時に、足りていないものもまた提示しており、今後の推理ゲーム業界の相互作用的な発展に期待したいものです。次回作もサクッと出てきそうなので、推理ゲーム界隈の未来は明るいのかもしれません。

2024年10月22日 Yugo: the non-game

マルチプレイで知らない人と一緒にドライブが出来ます。運転手になるかもしれないし、同乗者になるかもしれません。あとラジオが聞けます。以上です。本当にそれだけです。
マルチプレイに飛び込んで、知り合いらしい人たちが乗車している後部座席に放り込まれたときの気まずさといったら凄まじく、25秒くらいでセッションを中断することになりました。

2024年10月23日 ソニック × シャドウ ジェネレーションズ

格好良いシャドウが観たい人にとっては最高のファンサービスだと思います。『ソニックフロンティア』で物足りないと思っていた人たちを満足させられるようなものを見事に揃えてきたな、という印象です。
それはそうとソニック編は完全に蛇足で、自分はソニック編からプレイして、ひどく後悔しました。

2024年10月24日 Ice World


無料だったので入手しましたが、別に遊んではないので知りません。きっとオーロラを眺めたくなった時に遊ぶことになると思います。

2024年10月25日 Call of Duty®: Black Ops 6

名作とされるこれまでの幾つかのシリーズに比肩する事は出来ませんが、それでも Black Ops というシリーズが好きな人にとっては悪くないキャンペーンになっていたんじゃないでしょうか。
ゾンビモード要素がキャンペーンに漏れ出ていた上に、シナリオのコアがゾンビ化の何かになっているの以外は概ね好印象でした。
なお、残念なことにキャンペーンモードは一番右端に追いやられていま。

2024年10月30日 Life is Strange: Double Exposure

Life is Strange シリーズを開発してきた DON’T NOD ではなく、LiS:BtS や True Colors を担当した Nine Deck が開発で、初代『Life is Strange』の主人公のマックスが改めて主人公に抜擢された新作です。
チャプター2からチャプター4までは盛り上がる展開でしたが、全体としては舞台設定に思い入れが全く無いな上に、チャプター5はイマイチ納得がいかないもので、ついでにシリーズ伝統のエモい画角のカットシーンが一切なくて、どうやら続編を示唆するようなエンディングではあったものの、個人的には LiS シリーズはここで一旦死んだかな、と思いました。DON’T NOD 開発の新作の LOST RECORDS に期待しましょう。

それにしたって、もうマックスだって28歳ですよ、大人になったね。
危ない冒険とか個人的な感情を優先させるとか、そんなことが出来る立場でもなくて、地域でうまいことやっていくための折衷案とか仕事とか生活を優先するようなフェーズに差し掛かったんだから、彼女のことを考えるほどに、もう劇的に面白い作品にはもうならないだろうな、と思いました。

2024年11月1日 Elin

『Elona』の実質的な続編が、中国の企業とライセンス譲渡絡みでめちゃくちゃに揉めた末に『Elin』という形でリリースされました。クラフト要素がガッツリと盛り込まれておりボリューム満点、『Elona』を遊び尽くした事が無いので比較は出来ないのですが、得体のしれない物量が更に得体のしれない物量になったんだと思います。
『Elin』は一つのライフスタイルとして、多くのプレイヤーに浸透していくんだと思います。

2024年11月4日 Outer Wilds

大傑作だという噂は耳にしていたものの、何をすれば良いのかよくわからないまま序盤で投げ出していたタイトルと再び向き合う事にしました。結果として、忘れられない作品の一つになりました。
4分間焚き火の前でウトウトしましょう、という行為の意味が理解できるようになった頃には、あなたはこのゲームの全体像を理解できていると思います。
プレイする人によって辿る攻略経路が異なる為、このゲームの全体像に対する感想は人それぞれで、それ故に他の人がどのようにこのゲームをしゃぶり尽くしたのかを見てみたい、という欲望を掻き立てる所が、ゾンビ量産ゲームと言われる所以なのだと思います。
本質的にはムジュラの仮面と同じゲーム性であると紹介してくれた人に、心からの感謝を捧げたいと思います。

2024年11月4日 BLUE NIGHT LAUNDROMAT

30分~1時間くらいで遊べるフリーゲームらしいです。プレイしていないので全くがありません。続編らしいです。

2024年11月7日 ISS Simulator

JAXA 協力の国際宇宙ステーションを移動するゲームです。10分くらいは楽しめるでしょう。

2024年11月9日 Hacky

君もお手軽にハカーになろう!

2024年11月10日 Outer Wilds - Echoes of the Eye

『Outer Wilds』で語れていなかった宇宙の顛末を補完してくれるということで、極上の最後の種明かしを楽しむことが出来ましたが、本当にみなさんこれをノーヒントでクリアすることが出来たのか今でも訝しんでいます。

2024年11月17日 Is this game trying to kill me?

『Inscryption』からアドベンチャー要素だけを引っ張り出してきたような作品で、小粒ながらも良質なパズル要素にはそれなりに満足しました。
ゲーム内の進行状況が現実世界に作用する世界で、少しずつ現実世界の問題を解決していくのが好きな人にとっては理想的なゲームだったと思います。

2024年11月17日 近畿霊務局

国会議事堂を燃やした作品は『大魔法峠』以来2個目です。
シューターとしての出来栄えが荒いのは置いといて、銃火器の配備の仕方は非常に日本のミリオタのそれが表出しており、なんか日本政府がひっくり返るような人情モノを求めている人にとっては最適なタイトルだと思います。

2024年11月18日 電気街の喫茶店

秋葉原……ではなく大阪日本橋を舞台にしたメイド喫茶経営ゲームです。
中国発のタイトルではあるものの、日本のオタク文化に対する解像度は非常に高く、文句の付け所はほぼ無いんじゃないかと思います。強いて難癖をつけるのであれば日本橋の背景に何故か山が見えるくらいじゃないでしょうか。
何らかの法律に抵触するような営業は一切なくて、非常にクリーンな営業を行う作品なので、女目当てだろ、みたいな変な偏見に対して堂々と反論を行える良い作品だと思います。

2024年11月19日 Closer the Distance

The Game Awards にノミネートされていたので一旦買っておいたものの、日本語訳の実装待ちです。
プレイしてないので詳細は知りませんが、奥さんに先立たれて孤独に生きることになってしまった男性を描くということで、設定だけで間違いなく誰かにとって忘れられない作品になる予感しかしないので、かなり期待しています。

2024年11月19日 S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl - Deluxe Edition

ロシアによるウクライナ侵攻で発売延期したりスタジオをプラハに移したりしながら『S.T.A.L.K.E.R.』の最新作がやっとのことでリリースされました。本当におめでとうございます。
人間もミュータントもアノマリーも平等に冗談じゃなく凶悪な世界で、ボルト投げまくりヘッドショット狙いまくりメディキット使いまくりファストセーブ押しまくりの平成の FPS そのものみたいなゲームを、この規模で現代にリリースしてくれた事に対する(老人からの)感謝と、現実世界の揉め事を一切作中に取り入れなかった潔さ、そして過去作と地続きのストーリー展開は、まさに『S.T.A.L.K.E.R.』シリーズの正当な続編として十二分なタイトルとなっています。このプレイスタイルが現代の若者にウケないとしても、そんなことは瑣末事に過ぎないでしょう。未だに致命的なバグは多々あれど、シリーズのファンにとっては夢のようなタイトルがリリースされました。バグなのかアノマリーなのか分かんないし問題ないでしょう。

2024年11月29日 HOLE

ジャムりまくりの小粒な FPS が楽しめるという売り文句はあんまり正しくなくて、めちゃめちゃ即死するしリコイルデカめのハードコアな FPS を繰り返しサクサク遊ぶことが出来ます。
逆に、サクサク遊べる FPS 以上のものは何も無いと思います。

2024年11月29日 For the GHOSTs

『Sky[Rain]』シリーズに似た空気を感じたのでオータムセールで買っておきました。そのうちプレイして Twitter で騒ぎ出すか、まあそうでもないかな……となって何も言わないかの二択です。
個人的にはそこそこ練られたシナリオがある気がするので、Twitter で騒げると嬉しいです。

2024年11月28日 ZXC

手書き風のビジュアルでオシャレな空気を出していますが、こいつは『Getting Over It with Bennett Foddy』や『Only Up!』の系譜にあって、ジェットパックを操作してとにかく一番高い所を目指すゲームです。
特徴としては「安全だと思っていたけど罠だった」みたいな悪質なトラップは一切なくて、シンプルに凶悪で悪意だらけの厄介なトラップが容赦なく襲いかかってきます。
無限の絶望に対する嘆きと一級品の台パンが聞けるはずなので、ゲーム配信界隈で流行ることを祈っています。

2024年11月28日 覇県を握れ ~47都道府県大戦~

そのうち広島県で日本列島を征服をしてみせますよ、任せてください。

2024年11月28日 ANIMAL WELL

カジュアルなローグライクかと思いきや、それなりにアクション解禁に伴うマップ探索が必要なゲームで、まあそれなら楽しいゲームなんですが、凶悪なギミックをすり抜けて正確無比な操作でステージを駆け抜ける事を要求してくるシビアなタイトルでした。
自分のプレイに問題があって、実はもっと簡単に攻略できる予感はしていますが、少なくとも自分は全部真正面からクソ難易度を突破したのでなんでこんなにほうぼうで評価されているのか、という気持ちになっています。でもクソ難易度を突破した時が一番嬉しいのもわかる。

2024年11月28日 Pacific Drive

The Game Awards でノミネートされていたので_(3)

2024年12月12日 亜電

クールなダンススタイルのドット絵が印象的な不思議なインディーズゲームが登場しました。
BGM のタイトルを表示したり、相手の攻撃を弾く時にキィンという甲高い電子音が響いたり、あらゆる面でこれまでの日本のゲーム文化を引き継いだ作品であり、その上で独自の世界観を展開するという、日本のインディーズゲームでの成功要素を十分に押さえた意欲的な作品でした。いいからお前も踊れ!

2024年12月17日 存在/しないあなた、と私

衒学的なゲームはやればやるだけ身体に良いとされています。

2024年12月25日 Ballionaire

昨今流行りのデッキ構築ゲームというのはリトライを繰り返して最適なデッキを完成させる為に無限の時間を費やす事が可能ですが、そこに『Peglin』のようなパチンコ要素を組み合わせて、パチンコの結果をデッキ構成で嵩増ししまくるという非常にジャンキーなゲームが年末に登場しました。
デッキの種類も豊富だし、難易度も異様に幅広いので、全人類がこのゲームで年越しを迎えざるを得ないのは自明の理であると思われます。

2024年12月26日 SMOKY WHITE

胸元ガン開きのインナーの上にダウンを羽織るのはいいんすけど、ダウンの前を閉めないとバカ寒いっすよ、風邪ひきますよ、って気持ちが爆発しました。
それはそうとクソ繊細な感性や立ち位置の少女と寄り添っていくのに必要な選択肢を真剣に考えるゲームとしては、とても良くできた作品だったのではないかと思います。

2024年12月27日 たねつみの歌

相当評判が良かったので買うだけ買っておいたんですが、ブレイブ・ストーリーとか読んでた頃にプレイしたらめっちゃ楽しいんだろうなあと思いつつ、今更ストレートなお涙頂戴話を楽しめるのかは非常に怪しいところです。

特筆すべき傑作

  • GOTY
    • 『九日ナインソール』
  • 最もストーリーテリングに噛み合ったゲームギミック部門
    • 『未解決事件は終わらせないといけないから』
  • 最もゲーム体験を盛り上げたサウンド部門
    • 『In Stars and Time』
  • 最も忘れられなかったゲーム体験部門
    • 『Outer Wilds』
  • 最もエキサイティングだったシナリオ部門
    • 『Minds Beneath Us』
  • 最も感動的だったシナリオ部門
    • 『SANABI』
  • 最も心が洗われたシナリオ部門
    • 『シャンハイサマー』
  • 最も喪失感が大きかったシナリオ部門
    • 『飢えた子羊』
  • 最も困難な開発を切り抜けたリリース部門
    • 『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』
  • 最もやりごたえのあった難易度部門
    • 『滅ぼし姫』
  • 最もオタクが暴れていた部門
    • 『近畿霊夢局』

2023/12/11

2023年遊んだSteamゲーム

AAA 級のタイトルが大豊作となった2023年でしたが、ド派手な舞台の裏側にも沢山良いタイトルが転がっている。いい時代です。今年もやってきましょう。

これまでのやつ

2023年1月1日 God of War

『God of War Ragnarök』が TGA で大量に賞を獲ったのを見て、間違えてひとつ古い作品を買いました。今のところ『God of War Ragnarök』の PC 版は存在しないようです。

2023年1月4日 Moon Runner

恐らく『DEATH STRANDING』に強くインスパイアされたと思われる月面探索アドベンチャーですが、ハードなプレイングを要求される割には心に残るものは何もなかったように思えます。

2023年1月4日 Aperture Desk Job

これを持っているということはつまり Steam Deck を買ったという事です。そのうちプレイすると思います。

2023年1月4日 Taiji

『The Witness』の2Dドット絵バージョンです。フラットな絵柄と元ネタそのままな世界観からチープな印象を受けがちですが、パズル自体はしっかり作り込まれているのでパズルジャンキー各位はプレイしてみても損にはならないのではないでしょうか。

2023年1月9日 Mosaique Neko Waifus 4

グリグリ動くイラストを回転させて復元させるタイプのパズルゲームで、後半につれて分割数がとんでもない事になって難易度が跳ね上がるのですが、実はスキルツリーが実装されていてパズルの一部を自動解決することができて、これがまた変に爽快感があるのです。

2023年1月9日 モン娘ぐらでぃえーた

ギフトとして頂きましたがモンスター娘あんまり得意じゃないんですよね……。

2023年1月9日 Placid Plastic Duck Simulator

ぷかぷかします。

2023年1月14日 风帆纪元 Sailing Era

bilibili が大航海時代を作るとこんなにリッチなビジュアルになるということで、今後も中国のゲーム業界の動向からは目が離せません。
ゲーム自体はクエストをひたすら消化していかないと行動範囲を広げる事が出来なくなっていて、もう少しフリープレイというかオープンワールドっぽい体験が出来たら真に素晴らしい作品になれたのかなーと思います。

2023年1月25日 A Space for the Unbound

インドネシア発のセカイ系青春2Dアドベンチャーということでマストバイではあるんですが、セカイ系なお気持ちに浸りたい瞬間まで大切に抱えておこうと思います。

2023年1月28日 Dead Space

俺たちの青春がリメイクで帰ってくるということで、期待通りのものをこれでもかと満喫する事が出来ました。
かつてはハードすぎるゴア表現がネックで日本で発売できなかったタイトルがリメイクで積極的に日本展開をしていた点が印象的でした。大本命の Dead Space 2 のリメイクを永遠に待ち続けることでしょう。

2023年1月31日 EL NE RUE

『TAKANARIA』を代表とした廃墟島てくてくシミュレーターシリーズの新作です。うろうろして栄光へと向かう事が出来ます。
個人的には前作の主人公のほうが、過去の文明に対する畏敬の念を感じられて好みではありました。

2023年2月10日 Love Love School Days

追いかけられながら探索するタイプのホラーっぽいタイトルは苦手だなあということを再確認する事が出来ました。

2023年2月16日 台北大空襲

1945年の日本統治時代の台湾に対して行われた連合国軍による空襲を題材とした作品で、このような題材のゲームを発表することが出来る現在のインディーゲーム業界に対しての信頼感は非常に高まったと思います。
それはそうと作中では雑に食糧も酒も調味料も手に入るので、本当に困窮してますか……?みたいな気持ちにはなりました。

2023年2月21日 Atomic Heart

スキルや装備の拡張をロールバックすると全資材が回収できるおかげで非常に自由なプレイスタイルが許されているこのタイトルは、異常に長いエレベーターとストーリーが盛り上がりに欠ける点を除けば文句のつけようの無い作品に仕上がったと思います。

2023年2月21日 Flashback

素晴らしいビジュアルとミニマルながらも筋の通ったテーマをゲームとして落とし込んだ『サンセット・ルート』を開発した Renka 氏の新作ということでお布施的に買いました。
最小限の実装でリリースしては今後のアップデートを約束する実験的なスタイルが気に入っているので、購入して寝かせてからプレイする事になると思います。

2023年3月2日 ふりかけ☆スペイシー

ありとあらゆるグレーなパロディネタとアッパー系を鼻でスニッフしながら作ったようなノベルゲームで、人生で二度と思い出すことはないと思っていた『TOKYO魔迷奴 ~東京マーメイド~』という作品を久々に想起しました。
理知的な人が本気でハチャメチャをやってやるという気概が画面の隅々から伝わってくる作品に出会える機会は非常に貴重なので、登場人物紹介の「体育会系スポ魂で水を飲むとキレる。」という一文を見てピンと来た人は是非ともプレイすべきでしょう。DLC も楽しみです。

以下は『TOKYO魔迷奴 ~東京マーメイド~』の参考画像です。

2023年3月7日 The Finals

古き良き「ゲームっぽさ」をそのままに e-sports 要素を強く押し出したコンセプトは非常にビビッドでしたが、競技シーンが盛り上がるイメージが今ひとつ想像出来ないこの感じは一体なんなんでしょうね……

2023年3月8日 q.u.q.

赤と黒と白とフラクタルの退廃的なビジュアルが特徴のノベルゲームで、抽象的な世界を舞台にしたゲームは日本のフリーゲーム界隈に多い印象ですが、Steam でこのようなタイトルが出て来た事を我々は諸手を挙げて歓迎すべきでしょう。

2023年3月19日 Planet Zoo

誰だって自分だけの動物園を作ってもいい。そういう権利は存在する。

2023年3月24日 A TAVERN FOR TEA

あの有名なトランスジェンダー温泉旅行ノベルゲーム『one night, hot springs』を開発した npckc 氏の新作で、350円でキュートなビジュアルのファンタジックなハーブティー屋さんの小ぶりの物語を楽しむことが出来ます。

2023年3月25日 FAKE HEART

やたらと動くビジュアルが特徴的な韓国発のミステリアスなノベルゲームで、童話好きにはたまらないものがあると思います。

2023年4月4日 Cats Organized Neatly

猫パズルやね。

2023年4月12日 Wildfrost

2023年のデッキ構築型戦略ゲームオブジイヤーを挙げるとしたら間違いなく本作です。
能力の組み合わせと運によって辛うじて攻略可能なハードな難易度や戦略性の広さはさることながら、ピッとカードを投げたら愉快な音を立てながらサクサクと盤面が動く爽快感は目を見張る物があり、雪国という舞台設定や敵味方のビジュアルがそれを更に引き立てる。
メインビジュアルの可愛らしい女の子が作中に一切登場しない点を除けば、完璧な世界観の作り込みだと思います。

2023年4月14日 Boundary

『Shattered Horizon』を初めてプレイした頃から宇宙空間FPSというジャンルにずっと夢を抱いていて、そしてずっと裏切られ続けているんですが、この呪いは無重力空間という環境がいかに人類にとって過酷なものであるかの証明であり、デベロッパーはきっと誇りに思って良いものなのだと思う。

2023年4月21日 Volcano Princess

こんなに豪華なビジュアルのプリンセスメーカーライクなタイトルが中国のインディーゲーム業界から生まれ、そして CV に中原麻衣さんを引っ提げて日本市場に殴り込みに来たことに感謝と祝福の念を心より述べたいと思います。
育成シミュレーターとしての魅力もさることながら、ゲーム内の戦闘システムや各種ミニゲームの多様さからも開発者の熱意をひしひしと感じることが出来ます。でも森と路地裏は同じ戦闘システムでまとめたほうがシンプルで良かったと思う。それくらいしかケチのつけようがない。

2023年5月11日 Idol Showdown

カバー株式会社が自社IPを活用した二次創作作品の許容に非常に寛容どころか積極的な姿勢すら見せている様は本当に素晴らしい事だと思います。

2023年5月27日 Planet of Lana

スター・ウォーズの砂漠の惑星の田舎みたいなところの少年として人攫いの超常現象を追いかけたり追いかけられたりする横スクロールアクションです。いかにも古き良きインディーゲームという感じで好感触でした。

2023年6月2日 Street Fighter 6

ガラパゴス化が止まらない格ゲー業界において、モダンモードの実装という一つの偉大な革命が実現されて、TGA のアクセシビリティ賞をかっさらうと予想してましたが案外そんなことはなかったですね。
ケンとかいう強キャラに甘んじているのがちょっとだけ恥ずかしく感じているので、まことがプレイアブルキャラクターとして実装される日を待っています。

2023年6月11日 Steam Engine Simulator

非常に良く出来た蒸気機関のシミュレーションが出来ます。ただ、本当にそれだけです。

2023年6月14日 Only Up!

何かと話題が尽きなかった本作ですが、登山ゲームとしての登頂のカタルシスが非常に良くデザインされていたと思います。

2023年6月27日 Endless Monday: Dreams and Deadlines

「労働とかいう闇」という搾りカスみたいなテーマと美少女の組み合わせをどう受け止めるかは貴方次第だと思います。

2023年6月30日 Tetrageddon Games

マジで記憶がない。なにこれ????

2023年7月21日 STONKS-9800: Stock Market Simulator

バブル期の日本を舞台にした株式市場シミュレーターで、まあ運ゲーなんですけど、配当金で稼ぐのか株価の上下で稼ぐのかスタートアップに投資して稼ぐのか、金を増やす為の選択肢を考える事が出来るのは楽しかった一方で、経営者と投資家のコネクションや不動産投資などの興味深い要素は中途半端な実装で終わっており、アーリーアクセスのタイトルということもあって積極的にアップデートが行われているので今後の成長が楽しみです。

2023年7月23日 どこかで見た“あのゲー”ムたちを棒人間でつくってみたけれど、果たしてあなたはクリアできるのか?

コンセプトの話題性は一旦置いといて、「なんとなく見たことあるゲームを多く実装すればするほどチュートリアルが増えてしまい、全体の半分程度はプレイするに値しないステージになってしまう」という課題と真剣に向き合ってほしいという気持ちはあります。

2023年7月24日 将軍 対決

デッキ構築型っぽいターン制ストラテジーで、去年絶賛した『Alina of the Arena』の横スクロール版という感じで、手応えは非常に良かったです。

2023年8月2日 イハナシの魔女

新海誠作品みたいな感動の仕方が出来るノベルゲームですと言うとチャチな泣きゲーのように見えるけど、全体的なチョケ方が非常に心地よく、沖縄の離島で保護者無しの限界サバイバルという滑り出しのユニークさが作品全体の雰囲気をうまく整えていた非常に良い作品だったと思います。
こういうそんなに重たいテーマを扱わずにほどほどに面白くてさっぱりとしたノベルゲームで泣いてる瞬間が一番気持ちいい。魂の洗濯みたいなものだ。

2023年8月7日 Bots Are Stupid

ロボットにコマンドを設定して横スクロールのステージをクリアするゲームで、実はそんなにプレイしてないです。

2023年8月7日 Thronefall

防衛型ストラテジーゲームにハマることは少ないのだけれど、本作のミニマルながらも強い一貫性を感じるルフトハンザ航空みたいなドイツっぽいデザイン、ミニマルな実装、完璧な難易度調整のバランスの良さには惚れ込まざるを負えなかったです。
マジで何億回でも遊べます。

2023年8月7日 春待ちトロイダル

ドット絵かわいいなーって思って買ったんでしょうね。未プレイです。

2023年8月11日 Sengoku Dynasty

ジャパニーズ戦国サバイバルゲームです。
追放者たちが身を寄せ合って村を作るみたいな事はあったかもしれないねという感じだが、これが戦闘に繋がるイメージはあまり無いと思います。どのように進化するのか、いつか振り返ってみても良いかもしれないですね。

2023年8月19日 ベオグラードメトロの子供たち

お前みたいなオタクにはたまらん作品だぞと人に言われて買いましたが、ベオグラードってセルビア共和国の首都だっけ、全然知らないな、ええと前身はセルビア・モンテネグロで、その前はユーゴスラビア連邦共和国で、ユーゴスラビア紛争というのがあって……と Wikipedia を読み耽っていたら満足してしまって未プレイです。
未だに GeoGuessr でセルビアの国当てに自信がないので、国当てが出来るようになったらプレイします。

2023年8月24日 ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON Standard Edition

今更何も言うことはないでしょう。ありがとうフロムソフトウェア。

2023年9月2日 The PenguinGame 2 -Lies of Penguin-

フロムソフトウェアがペンギンになったらこうなります。

2023年9月3日 The Cosmic Wheel Sisterhood

サイバーパンクバーテンダーアドベンチャー風脳みそ陶芸ゲームこと『Red Strings Club』の開発元の新作はクトゥルフウィッチ占い師アドベンチャーで、彼らはあいも変わらず運命とその一過性をどのようにゲーム体験として表現するかに苦心しており、そしてその試みは本作で遂にピタリと完成したように思える。
この作品を客観的にレビューするのは非常に困難な仕事だと思う。ぜひともプレイして、どのような運命を辿るかを体験してほしい。

2023年9月4日 Demon Lord Reincarnation

非常に渋くてハードコアなダンジョン探索 RPG で、日本語字幕がリリースされたのはほとんど奇跡に近い。

2023年9月6日 Starfield

みんな色々思う所はあると思うが、少なくとも自分はほとんど惑星探索を行わないまま一周目を終えてしまいました。それでおしまいです。

2023年9月22日 Fading Afternoon

お勤めご苦労さまですから始まる斜陽ヤクザ事務所生活。ちょっと異常なリアリティの日本が再現されているところは流石『The friends of Ringo Ishikawa』の開発元の腕の見せどころだったと思う。
主人公は壮年で肺を患っているヤクザで、ゲームが始まってから体力ゲージの上限が回復することは一度もない。ただひたすらに喧嘩と入院を繰り返して寿命を削る事となる。非常にシビアなアプローチながらも、他事務所にシマを奪われきったヤクザが命を削ってシマを取り返すしか主人公の物悲しさを的確に表現することに成功している。
このタイトルを未だにクリア出来ていない事に悔しさを感じてはいるが、むしろクリアできずに消え行く方がテーマに沿っているのではないか、クリアなんて無いのではないかとまで思い始めている。

2023年9月28日 Crime Scene Cleaner

『PowerWash Simulator』と『Viscera Cleanup Detail』を組み合わせたら最高のお掃除シミュレーターが生まれるに違いないという考えは間違いなく真実だ。テストプレイヤーとして参加したので、次はアーリーアクセスを期待したい。

2023年10月1日 Definitely Not Fried Chicken

シムシティみたいな感じで遊べるフライドチキン屋さん兼薬物工場の経営シミュレーター。思ってた以上に細かく作り込めるっぽいので日本語版がサポートされたらもう一度挑戦したいと思っています。

2023年10月25日 Laika: Aged Through Blood

Lian さんから頂いた横スクロールバイクガンシューティングアクションで、BGM の西部劇感だけでグッと来るものがある上に、トライアンドエラー前提の歯ごたえのあるガンアクションは、特に真新しいものは感じないけれども何物にも代えがたいやり応えを提供してくれる。
自分は全ステージと全ボス倒したと思うんだけど未だにサブクエストもメインクエストも終わってないっぽくて、そこだけがちょっと俺は怖いです。

2023年10月27日 完璧な一日

中国の小学生を体験出来るループものっぽい。オタクに媚びないデザインにピンと来たのでとりあえず買っておきました。

2023年11月1日 Jusant

『Life is Strange』シリーズを作った DON’T NOD の新作は意外にも登山ゲーだった。
あのビジュアルでクソ雄大な山を縦横無尽に駆け回りながら登り詰めていけるゲームがあるときっとそれは素晴らしく、その通りの作品になっています。
日本に向けてはほぼマーケティングしてないっぽかったので、見逃している人も多いかもしれない。5時間くらいで遊べる良いタイトルです。

2023年11月14日 Microcivilization

クッキークリッカーと Civilization をかけ合わせたようなタイトルで、蛮族との戦闘や大火災に備えてリソースを割り振らないと簡単に文明が滅びてしまうので、クッキークリッカーだけだと物足りない人にちょうど良いと思います。
周回でどんどん文明が解禁されるっぽさがあるけれど、毎回同じようなプレイングになるから周回する気になれないのが玉に瑕。

2023年11月14日 Buried

埋葬済みの棺桶の中で目覚めるタイプの脱出ゲーム。ハロウィン向けに作られた作品なので、あまりちゃんとした設定などは求めないほうが良い。

2023年11月14日 Install Fee Tycoon

Unity を馬鹿にする用のクッキークリッカーです。

2023年11月14日 Call of Duty®: Modern Warfare® III

Warzone が成功しているという考えはマルチプレイにおいては正しいのかもしれないが、シングルのキャンペーンにおいては間違った思い込みである事がはっきりとわかりました。
ゾンビモードやマルチプレイの評判は良いらしいですが、僕は古い CoD を愛好している老人だからキャンペーンの出来が悪いとオマケのマルチプレイなんて到底遊ぶ気にはなれませんでした。

2023年11月17日 ヒラヒラヒヒル

昨年の僕の GOTY が『BLACK SHEEP TOWN』だったのに続き、2023年の僕の GOTY は『ヒラヒラヒヒル』になりました。シナリオライターの瀬戸口廉也さんおめでとうございます。
現実世界でも大して明確な解決策が存在していないような、死とか認知症とか精神疾患とか、そういう課題を全部ひとつに詰め込んだ病を作ってはそれを取り巻く社会の目や家族関係の変化や本人の認知の歪みなど、頭が痛くなるような問題をこれでもかと丁寧に描写する手腕にはただただ唸る他にありません。

2023年11月20日 The Talos Principle 2

3大3Dパズルゲームといえば『Portal』シリーズと『The Witness』とこの『The Talos Principal 』シリーズなわけですが、遂に新作がリリースされました。
前作を上回るボリュームのパズルギミックに頭を抱えながら広大なマップを馬鹿みたいに入念に探索しまくりましょう。

2023年11月22日 Cyberpunk 2077

リリース当初はバグが多すぎて厳しい評価を下されがちだった本作ですが、どうやらバグらしいバグがほぼ解消して DLC もめちゃくちゃおもろいとのことでその内やります。

2023/03/11

フリーゲームを振り返ろう

当時は有償だったが現在は無料公開されているタイトルを含む。
リンクつけようと思ったけど普通にリンク切れが多すぎて途中で諦めた。リンクの有無については一切意図はない。

心の奥に深く残り続けている部門

  • さいはてホスピタル
    • 演出が天才すぎる
  • 四月馬鹿達の宴
    • 天才だった演出が更に天才になった
  • スカイハイ・クロノス・エンドレス、SCE_2
    • 何人かの命を犠牲にして作ったと言われても納得するくらいの熱量。一生この作品のことを忘れないと思う
  • Sky[Rain]、Sky[]、Sky-Rain
    • 恋愛ゲームというテーマと正面から向き合うタイトル
  • 女神の涙TRUE
    • RPG ツクールの頂点に君臨し、今もこれを超えるクオリティのタイトルを作れる人はいないと思う
  • Sake of You ~始まりの季節から~
    • 当時は3日くらい体調を崩すくらい泣いた
  • Sinners bloody karma
    • 『BLEACH』を読んだ事はないけれど、世間の皆様にとっての『BLEACH』と同じ位置にあると思う
  • 雪道
    • 原点にして頂点という言葉はこのタイトルのためにあります
  • 演劇少女は古都鎌倉を雪で潰す
    • 個人制作のノベルゲームの最高到達点だと思っています

楽しかったね~って部門

  • レミュオールの錬金術師
    • 経営シミュレーションはここに極まった
  • 片道勇者
    • そりゃ無限に遊ぶだろ
  • シルフェイド幻想譚
    • そりゃ隅々まで遊び尽くすだろ
  • シルフェイド見聞録
    • LOVE…
  • シリアの冒険
    • 今でもこれの本編が完成する日を待ち続けている
  • 今の風を感じて
    • 俺にとってのシェイクスピアです
  • 天使の微笑
    • 子連れ狼な殺し屋なんて一番好きに決まってるだろ
  • 盗人講座
    • アリストテレスとかプラトンとかとだいたい同じ
  • 旋風仮面
    • あの時代は楽しかったよなあ……
  • 炎帝セイバー
    • 実は Android で遊べるように作り直されているらしい
  • 時のイタズラ
  • 天使の絵本 -THE FABLES ALTER-
  • ポインタの冒険
  • 江戸架空遊戯シリーズ
  • マテリアル-カルチアの詩-
  • 空 ~KU~
  • 勇者と異常
  • フラン ニュー エンゼ
    • 15分くらいの単純なお話の紙芝居だけど、これくらいまっすぐ温かくてもいいんだ、というのはえらく衝撃的だった
  • 月夜に響くノクターン
  • 虚構に咲くユリ
  • 傀儡の糸
  • 零の刻
    • 何を食ったら RPG ツクールで格ゲーを作ろうと思うのかわからないけど、なんと RPG ツクールで格ゲーが作られました
  • フロントライン
    • 気が狂うほど遊んだ
  • ヒトナツの夢
  • Moonlight Blue
  • NOeSIS-嘘を吐いた記憶の物語-
  • しぇいむ☆おん
  • B.B.ライダー
  • CrissCross
    • テイルズシリーズのスキットみたいな仕組みがあったり、なんかすごい肌に合ったのが感慨深い
  • RUINATERRA
    • マジで一生やってた。個人制作のオンラインゲームってなんだよ
  • proto0.5
    • もはや自分がどこでこれを探してきたかすらわからないけど、戦闘システムだけが実装された作品で、戦闘だけで15時間くらい遊んだ気がする
  • リーフ村村長物語
    • ほのぼのとしたゲームをやりたい時は心の奥底では常にこのタイトルを求めている
  • 幻想カンタータ 第1番
    • 良いのよ……
  • 満たされた月の下で
  • ヴァンガードプリンセス
    • こんなクオリティのゲームがフリーゲームで出てきたら駄目なのよ
  • WonderfulWorld
    • 攻略 Wiki 読み尽くしてコンボを体に叩き込んで一生マルチ潜ってた
  • タイトル未定DS
    • このクオリティのドット絵の格ゲーが無料でいいんですか!?ってなるんだけど、無料じゃないと許されない雑さが愛おしい
  • Normalize Human Communication
    • 名作
  • ほしのの。
    • 傑作
  • ごがつのそら。
    • 秀作

2022/12/28

2022年遊んだSteamゲーム

今年もやるぞ~

これまでのやつ

2022年1月15日 There Is No Game: Wrong Dimension

ブラックジョークがキツめのメタいゲームというだけでこの作品をプレイする価値は十分にあります。

2022年1月21日 Star Wolves

バンドルパックで手に入れたこの作品をプレイする余裕があったら、僕はきっと Mass Effect シリーズに挑戦するだろう。

2022年1月21日 Lorelai

ダークな雰囲気のアドベンチャーゲームで、遊ばない理由はそんなに見当たらないんですが、今日は青椒肉絲よりお刺身が食べたいなーみたいな感じで触れる機会に恵まれませんでした。

2022年1月21日 Planet Alcatraz

パッと見北斗の拳っぽい世界観なのかなーという印象でしたが、トレイラーを観るとメタルギアシリーズっぽい気がしないでもない。その2つが混ざった世界観の PS2 みたいなゲーム(って書くと結構面白そうだ)がやりたい人は遊べばいいんじゃないでしょうか。

2022年1月21日 Smile For Me

手書き感溢れるアメリカ版『OMORI』みたいな雰囲気で、あれどうしてこれをプレイしてないんだろ、バンドルパックで手に入れたゲームはどうしても価値を低く見積もりがちになってしまって、不幸せなすれ違いがよく起こります。後でプレイしよう……

2022年1月21日 Rogue Heroes: Ruins of Tasos

昔のゼルダっぽいローグライクなアクションゲームですが、せっかく昔のゼルダっぽいローグライクなアクションゲームをやるならファミリー向けの味の薄い世界観だと物足りなく感じてしまうというのは万人に共通する悩みかなと思います

2022年1月21日 Konung 2

なんか特に言う事あります? 僕は無いです……

2022年1月21日 Necrovision Lost Company Retail

『Wolfenstein』シリーズ、1作しか遊んでないからもっと履修したいんですよねーって気持ちになりました。

2022年1月21日 Turmoil

19世紀のアメリカのオイルラッシュに乗じて石油を吸い上げては売りまくるゲーム。バンドルパックで買った中だと一番遊んだはずだけど、特筆すべき点は思い当たらないです。

2022年1月21日 LOVE 2: kuso

リスポーンポイントを自分で設定しながら進めていく死にゲーなんですが、ミニマルなデザインながらもとても良い手触りの作品です。タイトルは「くそっ!」って叫んでいる様に由来しているそうです。唯一無二な作品名ですね。

2022年1月21日 Blazing Chrome

この手の油っぽいドット絵のゲームを受け付けられない体質でして、好きな人はめちゃくちゃ好きなタイトルなんだろうなという気がしています。

2022年1月23日 NEEDY GIRL OVERDOSE

にゃるらの Twitter を読むことが出来ます。
すば日々ネタについてはやり過ぎの一歩手前のラインだなと思いました。

2022年1月25日 SEX with HITLER

どういう意図があるのかまでは知りたくないけど、この作品を買った人は怒られたほうが良いと思います。

2022年1月28日 Inscryption

『Pony Island』の作者の新作ということで、2021年発売のタイトルなんですが、2022年にプレイした中では最高峰に面白かった作品でした。発売当初の現実の謎解きイベントに参加できた人が羨ましくて仕方がない。

2022年1月28日 Milk inside a bag of milk inside a bag of milk

もちろん大好きな世界観とビジュアルだけど、ゲーム業界に風が吹いたかと言われると別にそこまでではなかったと思います。

2022年2月12日 Sid Meier’s Civilization VI

もう Civ シリーズを骨の髄までしゃぶり尽くせる可処分時間は捻出できないのだなという事実が一番悲しい。

2022年2月20日 Slay the Spire

『Inscryption』があまりにも面白すぎて、一旦王道のデッキ構築型のゲームを履修しておくかということでプレイしましたが、「良く出来たデッキ構築型のゲームとはこうである」という基準が僕の中に生まれたのはとてもありがたいことでした。

2022年2月24日 ELDEN RING Deluxe Edition

TGA GOTY を受賞したことに文句を言える人は一人もいなかったんじゃないかと思います。

2022年3月29日 The one who pulls out the sword will be crowned king

クソ難しい剣を抜くゲームです。

2022年3月29日 Potion Craft

ポーション調合をマップ探索という形で表現したことに対する感動と、マップを探索すれば良いのだなと気づいた瞬間の無機質な感情を天秤にかけた時、僕の場合は無機質な感情の質量のほうが確実に大きかったです。

2022年4月2日 Weird West

ポイントアンドクリック式の見下ろし型アクションゲームではなく FPS だったら最後まで遊ぶことが出来たかもしれないですね。

2022年4月5日 S.T.A.L.K.E.R.: Bundle

全シリーズ持っているのですが、GSC Game World に募金したくなったので……。

2022年4月9日 Unlock Kimono Cuties

enter image description here

人間が写っている任意の画像を読み込ませると、リアル寄りの美少女モデルの顔を写真の人物にすげ替える事が出来、更に女体盛りを楽しめます。道徳観が試される作品です。

2022年4月9日 Screeps: Arena

この作品を買った頃には「現役エンジニアが挑む!!」みたいなタイトルの動画が出回り始めてて、なんかムズムズしちゃって結局遊ばなかったです。

2022年4月9日 Airborne Kingdom

「空飛ぶ町を拡張しながら世界中を旅する」というコンセプトだけで即買いする気持ちをいつまでも忘れないでいたいものですね。

2022年4月10日 NORCO

寂れた炭鉱街が舞台の作品は激アツであるという感覚はずっとあって、その感覚に南部ゴシックというカテゴリを命名したこの作品は本当に偉大だと思いますが、日本語対応を待ち続けています。

2022年4月10日 A Taste of the Past

遊んでないけど、こういうビジュアルは応援の意を込めてとりあえず買っておきたくなるのが人情というものです。

2022年4月10日 Essays on Empathy

まあなんかおセンチな気持ちだったんじゃないですかね、当時。

2022年4月10日 Let’s go to the moon

enter image description here

可愛らしい面構えをしていますがここ数年で遊んだ 2D アクションゲームで一番難しかったです。

2022年4月11日 The Wake: Mourning Father, Mourning Mother

『Replica』や『リーガルダンジョン』を手掛けた SOMI 氏による「罪悪感三部作」のうちの一作で、暗号を解読しながら日記を読み進めていくゲームです。彼の陰鬱な世界観づくりには、確実に本作で描かれるような複雑で繊細な家族に対する感情が根ざしているんだろうと思わせる作品で、罪悪感三部作の中でもスピンオフ的な位置づけの作品です。

2022年4月16日 ABRISS

クソ美しいグラフィックでデカい建造物をとにかく破壊したい、という最高のコンセプトは、必ずしもゲームギミックとしても面白くなることを保証するものではない、そんな寂しい事実の証明になったと思います。アーリーアクセスを脱する頃にどのような作品に仕上がっているかに期待したいですね。

2022年4月16日 Chicory: A Colorful Tale

ポップな世界観とカラフルなデザインと美麗なサウンドと色塗りというギミックで、メンタルヘルスなどの繊細なテーマを表現した作品ということでめちゃくちゃ期待度は高く、Switch で日本語版が出るらしいのでそちらで楽しもうかなあと計画しています。

2022年4月23日 Cloud Gardens

植物を育てて廃墟を彩るジオラマなゲームで、退屈な休日を潰すのにぴったりな作品です。

2022年4月24日 Lobotomy Corporation | Monster Management Simulation

SCP 関連の文章を読むのは好きなんですが、ゲームとなると突然距離感を感じるというか、いまいちのめり込めない感じがして、結局積んでしまった作品の一つです。

2022年5月2日 The Stanley Parable: Ultra Deluxe

あの『The Stanley Parable』の DLC の開発期間がやたらと長引いているという噂は耳にしていたものの、本当に4年もかかるとは思ってもみなかったが、『The Stanley Parable』は『The Stanley Parable』であって、楽しくはあったけれど真新しいものを見つけられた感覚はありませんでした。

2022年5月4日 Unsouled

結局『ELDEN RING』の続きを求めていただけではあったが、だいぶ荒削りではあるもののそれなりに遊べる見下ろし型 2D ソウルライクゲームだったのではないでしょうか。

2022年5月5日 The Hex

形になる前の『Inscryption』の開発段階をそのままゲームに起こしたみたいな作品で、この作品での試行錯誤が本当に『Inscryption』に繋がったのかと思うと感慨もひとしおです。

2022年5月6日 Trek to Yomi

黒澤監督リスペクトの画面構成が出来る作品が増えるというのは実に喜ばしいことですね。ところでみなさんは黒澤作品を何作観ましたか? 僕は9作です。

2022年5月7日 Suzerain

言ってしまえばウクライナみたいな国の大統領になったら一体どれだけの胃が痛くなる出来事が起こるでしょうシミュレーターみたいな作品で、胃痛の解像度がめちゃくちゃ高くて素晴らしい作品でした。たった一人で日本語訳 MOD を制作した有志の方にも心から感謝です。

2022年5月13日 Loot River

結局『ELDEN RING』の続きを求めていただけの一年でした。

2022年6月4日 Post Void

『ホットライン・マイアミ』みたいな色調で更に LSD とコカインとヘヴィメタルを追加したみたいな FPS です。

2022年6月9日 Chrono Ark

ビジュアルの可愛らしさはデッキ構築ゲームとしてのサクサク感の欠如を打ち消し切ることは出来なかったという印象です。

2022年6月18日 Wolfstride

フランス人が作った『グレンラガン』です。

2022年6月25日 Black Book

スラブ神話ベースのダークアドベンチャー RPG ということで、日本語版を待ち続けています。

2022年6月26日 Raft

プレイしたことあったはずなんですが、ファイナルチャプターが出たということで、予想通りファイナルチャプターにたどり着くまでに飽きました。

2022年7月2日 The Looker

あの有名な『The Witness』をパロったパズルゲームで、パロディのわりにはちゃんとパズルも出来るしネタも秀逸で、2時間かけてゲラゲラ笑うにはぴったりの作品でした。

2022年7月2日 Frame of Mind

『The Looker』を遊んだせいで 3D パズル熱が再燃して遊んだものの、どこかが満たされないモヤモヤを抱え続けることになりました。

2022年7月6日 Hook 2

あの!!!!『Hook』の続編が!!!!!出るぞ!!!!!!くらいの勢いで買いましたが、『Hook』という作品を説明すると、フックをクリックするとフックが外れるので知恵の輪で遊びましょうというゲームで、とても丁寧に作り込まれた美しい環境でそれなりに歯ごたえのある知恵の輪で遊ぶことが出来ます。

2022年7月13日 Sherlock Holmes Chapter One デラックス・エディション

僕は『Sherlock Holmes』シリーズのファンですが、それなりに面白い推理とだいぶ面白いシナリオを楽しむために、それなりに退屈なゲームプレイに十数時間を費やすのはとてもコスパが悪いとずっと思っており、更に本作の推理システムは進化して「開発者が想定している明確な回答が存在しておらず、判決を下した結果はプレイヤーが責任を負うべき」というスタイルになっており、更に重苦しく地味なタイトルになった点は喜ばしいことだと言えるでしょう。

2022年7月19日 Milk outside a bag of milk outside a bag of milk

こうして思い返してみて、特になにも感想が無いということはつまりそういうことです。

2022年7月20日 As Dusk Falls

僕は本作に『Life is Strange』のようなものを期待していたのですが、別に歩き回れるわけでもなく、クリックできる映画みたいなゲーム性と配信者と視聴者を意識しすぎたシステムに期待を裏切られたように感じたのですが、TGA でノミネートされている辺りはちゃんと面白いゲームなのだろうなーと思っています。

2022年8月9日 Disco Elysium - The Final Cut

ようやくあの異常な文量の翻訳を乗り越えて日本語版が出るということで喜び勇んで購入下はいいものの、やっぱりこのまんべんない地味さに押しつぶされて、10時間以上遊ぶことは出来ませんでした。悔しすぎる。

2022年8月20日 Graduated

中国で死ぬほど無計画に FIRE して地方都市に移住するどうぶつの森みたいな作品で、スーパーアーリーアクセスな状態なのでブラッシュアップを待ちたいですね。

2022年8月23日 Write ‘n’ Fight

文豪格ゲーです。こういうのはさっさと買ってゲラゲラ笑って次の作品を探すに限ります。

2022年8月24日 Dorfromantik

ヘックスタイルの町拡張パズルゲームで、手札の引きの悪さにどんどん汚い線路や河川が爆誕していきます。

2022年8月27日 PowerWash Simulator

今更言うことは無いでしょう。最高のシミュレーターです。強いて言えばもうちょっとやりこみ要素が欲しかった。

2022年9月11日 Call of Duty®: Modern Warfare® II

CoD の新作はボジョレー・ヌーヴォーみたいなものなので、ゲームの出来がどうという問題ではないんですよね。人気のストリーマーを起用した日本向けの CM を打つくらいには国内展開に力を入れていたのは新鮮でした。

2022年9月15日 Jack Move

どうやら僕はサイバーパンク RPG を積んでしまう悪癖があるらしく、SteamDeck の購入でこの問題が解決することを祈っています。

2022年9月15日 South of the Circle

冷戦時代の南極を舞台にしたナラティブな物語らしいですが、どうしてプレイ時間がゼロなんだ???

2022年9月16日 BLACK SHEEP TOWN

どうやらマジで1ミリも販促も海外展開もする気が無いようですが、僕の2022年の GOTY は間違いなく『BLACK SHEEP TOWN』だし、ゲーム・オブ・瀬戸口廉也も『BLACK SHEEP TOWN』だし(本当か?)、マジで今すぐ全人類プレイしてください。

2022年10月8日 Sniper Ghost Warrior Contracts 2

年に一回くらいはガッツリスナイパーゲームをやりたくなる、そんな欲求を完璧に満たしてくれました。

2022年10月8日 Brewmaster: Beer Brewing Simulator

俺もはやく会社員を辞めて田舎でクラフトビール作りに情熱を注ぎたいが????

2022年10月17日 Vampire Survivors

遅ればせながら、そんなに面白いって言うならやってやるよ!とキレ気味で購入したところめちゃくちゃ面白かったです。俺の負けでいい。

2022年10月17日 Alina of the Arena

王道なデッキ構築ゲームの仕組みに6方向のマップ移動が出来る戦闘を組み合わせたゲームで、すべての要素が完璧に噛み合った作品だったと思います。どうやら最高難易度のレベル調整がぶっ壊れているらしいですが、知ったことではありません。

2022年10月20日 Ukraine War Stories

これがウクライナで起こっている出来事の真実だ、と言うつもりは毛頭なくて、少なくともウクライナ側の視点でノベルゲームを作るとこうなる、という観点でプレイするならとても有益な体験が出来ると思います。

2022年11月4日 怕不怕趴喵霸霸 Ghost Party Nyanbaba

enter image description here

本作はいうなれば「間違いのない間違いゲーム」であり、プレイヤーはなんとなく直感的に世界観にそぐわないものを時間以内に見つけていく必要がある。どことなく IQ テストめいているが、今ひとつ納得いかない脳のよくわからない領域を猫耳少女にいじくり倒されたい人は是非ともプレイすべきだろう。

2022年11月4日 卖萌恶霸喵霸霸 Cute Bully Nyanbaba

enter image description here

Nyanbaba シリーズに脳みそを侵されてしまったので『怕不怕趴喵霸霸』の実績をフルコンプするのに109分かかったが、本作では59分までタイムを短縮させることに成功した。適度にゲームで遊ぶ事が脳に良い影響を与えることのエビデンスであると断定して問題ないだろう。

2022年11月4日 混世萌王喵霸霸 Cute Chaos Demon Nyanbaba

enter image description here

大の大人が、猫耳少女に惹かれて1日4時間くらい間違い探しをしても別にいいだろうが!!!!!!!!!!

2022年11月9日 ソニックフロンティア

ソニックシリーズを遊ぶのは十数年ぶりで、僕たちの大好きだったソニックが帰ってきた!という感慨でいっぱいになれる作品でしたが、それはそうと釣りがゲームバランスを破壊しているのはなんなんですかね。

2022年11月17日 GOODBYE WORLD

ゲーム開発をテーマにしたゲームは全部名作だと、我々は『らくえん〜あいかわらずなぼく。の場合〜』で学んだはずです。

2022年11月18日 ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN

エスコンシリーズは初体験だけど、まあ絶対に好きだろうしセールで安かったので買っておきました。そのうち SteamDeck でプレイするでしょう。

2022年11月18日 Cthulhu Mythos ADV 闇に囁く狂気

クトゥルフ神話 TRPG には興味があるけど一緒に遊ぶ友達がいないという僕みたいな人が、サクッとお手軽にクトゥルフ神話 TRPG を遊ぶにはちょうどいい作品です。でもクトゥルフ神話 TRPG のシナリオって重厚長大なほど骨身に染みて面白いみたいな側面があることは否めません。ビジュアルはめっちゃ良いです。

2022年11月26日 Nyanco Impact

enter image description here

紫色の髪の毛の猫耳少女のイラストを AI が生成してくれます。本当に AI が生成しているのか、事前に AI に描かせた画像を単純に表示しているだけなのかはわかりませんが、紫色の髪の毛の猫耳少女のイラストを必要としている人にとってはそんな技術的な事情は瑣末事でしょう。

2022年11月26日 ナユの冒険

こんなにビジュアルが可愛くて素材の量も多く、シンプルながらもちゃんと遊べるクリッカーゲームを310円で買えて良いんですか?

2022年11月27日 1f y0u’re a gh0st ca11 me here!

イラストや世界観作りやゲーム性などのあらゆる側面で尖った作品を作ろうとしている人の実験作をプレイすることで、作者の創作活動の一端を覗きたい、という人はきっと多いはずで、実験作であることを忘れなければプレイする価値は確実にあります。

2022年11月28日 Little Witch in the Woods

おてんば魔法少女が錬金術で廃村を救う話ではありますが、その実は汗水垂らして土木業に貢献するお話であり、魔法による生産過程の効率化などは一切ありません。

2022年11月28日 VOID

enter image description here

-1 と +1 があり、運が良ければあなたは宇宙を作ることが出来ます。

2022年11月30日 Peglin

あなたは一生パチンコ玉を飛ばす事ができます。

2022年12月5日 Sunset Routes

enter image description here

船員を雇って商船を出港させ、金を稼ぐことが出来ます。つまりこれは『ANNO』シリーズの原石です。

2022年12月6日 缄默咖啡厅

enter image description here

イラストに釣られてよくわからない中国語を読みながら SCP っぽいホラーを体験して何が悪いっていうんだ?

2022年12月10日 Hell Let Loose

無茶苦茶に渋い WW2 の大規模マルチ FPS で、プレイヤーの命が極めて軽く、戦績にうまく貢献することが出来なくとも、そのうちゆっくりと戦線が変化していく、そういう RTS みたいな大局の中に雑兵として参加したい人にとっては唯一無二の作品だと思います。

2022年12月15日 River City Girls 2

現代版くにおくんこと『リバーシティガールズ』の続編で、すごく順当な続編を出してくれたなという印象です。新しくて尖ったものは無いけれど、結局もとの料理が美味しいから100点みたいな、そんな優等生です。不良とヤクザしか出てこないけど。

2022年12月22日 Fresh Start Cleaning Simulator

『PowerWash Simulator』みたいなノリで荒廃した世界を救っちゃおうじゃんみたいなゲームで、高圧洗浄機でペリペリと汚れを剥がすことの楽しさを改めて痛感する事が出来ます。本作はオブジェクトに水をぶつけると少しずつオブジェクトが小さくなって消えていくのみで、あの背徳的な快楽はここにはありません。

2022年12月25日 A Little to the Left

お好きな配信者と勝手に並走するのが無茶苦茶楽しかったのでおすすめです。IQ パズル自体は時折恐ろしく難しかったりします。

2022年12月25日 SIGNALIS

僕にはピクセルアートの未発売のゲームをチェックしては半分くらいが一生完成せずに消えていくのを楽しむという性癖があって、本作は多大な期待を背負いながらも見事にリリースまでこぎつけた作品の一つで、今最もプレイするのを楽しみにしている作品の一つでもあります。

2020/12/13

2020年遊んだSteamゲーム

年の瀬も迫ってきたことだし今年もやるぞ~

この記事からは https://stackedit.io/app# 上で Markdown で記述した後に blogger に Plain HTML としてアップロードするようにしました。
marked.js に依存しなくて良いので最高ですね。今後も blogger を使っていくことになりそうです。

過去のやつ

2020年1月1日 Broken Reality

Vaporwave な電脳空間を歩き回りながら Like を押してまわるだけというシンプルなコンセプトをベースに、ギミックを一つ一つ丁寧に積み上げていき、完成まで漕ぎ着けていく様は見事という他に無いでしょう。

2020年1月1日 DERE EVIL EXE

萌え萌えヤンデレメタホラー2Dアクションというジャンルを確立した偉大な作品ではありますが、The Last Yandere Visual Novelとのストーリー上の関連性を知らなかったので、最後まで楽しむことは出来なかったなと思います。

2020年1月11日 Gangsta Sniper 3: Final Parody

TPS のサンプルを1時間程度こねくり回したものが310円で販売されています。

2020年1月18日 DJMAX RESPECT V

DJMAX といえば大手のゲームセンターに置かれてるよくわからない音ゲーという印象でしたが、マルチプレイ可能な PC ゲームとして生まれ変わり、PV もデザインもポップでキュートにリデザインされたということで、本当にめでたいことだなと思います。一生古の韓国の音ゲーの楽曲を遊ぶことが出来ます。

2020年1月26日 Kentucky Route Zero

『Kentucky Route Zero』 といえば文学性の強いアドベンチャーゲームというカテゴリの開拓者として有名で、『Night in the Woods』もその系譜の上に位置していることは万人の知るところであり、最終エピソードのリリースとともに日本語版が登場したということで購入しましたが、機械的な和訳は決して品質が高いとは言えず、EP1 を途中で投げ出してしまったのは2020年で最も悔やまれる出来事だったろうと思います。

2020年1月26日 Jenny LeClue - Detectivu

かわいらしいアートワークとちいさな探偵の少女というコンセプトにそぐわない重苦しい舞台設定と、少女の物語を描く作家の葛藤は、この作品に底の見えない危うさと緊張感を与える事に成功した。とりあえずEP1を出しました感溢れるあからさまな幕引きだけが不安ですが、ひとまず大きな期待を寄せる形で続編を待ちたいなと思います。

2020年3月4日 Go! Go! Nippon! ~My First Trip to Japan~ Limited Free Promotional Package - Mar 2020

期間限定で無料配布中されていたから入手しただけで、特にこの作品について言及することは無いです。

2020年3月14日 Stela

神秘的なアートワーク、荘厳なBGM、主人公の命を狙う壮大なパズルギミック、観念的な演出などはとても魅力的だが、決して『LIMBO』『Braid』『INSIDE』に肩を並べることが出来たとは言えないでしょう。

2020年3月20日 Just Chatting

FreePlay とはいえ、どうしてこれを入手したのか全く思い出せないし、思い出す必要も特に無いんじゃないでしょうか。

2020年3月20日 Destinata Red Edition

FreePlay にしては面白そうに見えたけど、特にプレイはしていません。

2020年3月25日 DOOM Eternal Standard Edition

見事にリブートを果たした『DOOM』シリーズですが、今作も最高にハードコアでエキサイティングな体験を約束してくれました。本当に感謝の気持ちしかありません。

2020年3月27日 100% Orange Juice Limited Free Promotional Package - Mar 2020

コロナ禍ですっかり気を滅入らせてしまった我々を元気付けようと、粋な無料配布をしてくれたその姿勢に感謝します。特にプレイはしていません。

2020年4月19日 Day and Night

enter image description here

2020年で最も革新的なゲームを挙げるとしたらこれ以外は考えられないでしょう。
空が広がり、日が昇っては沈んでゆく。時間の流れを早くすることも出来る。そんなささやかな非日常を味わうことが出来る無料の作品です。

2020年4月19日 Questinarium

10分程度プレイしたものの、このゲームの目的が一体何だったのか、ついぞ理解することは出来ませんでした。

2020年4月23日 ITTA

生と死があやふやな庭園で繰り広げられるボスバトル特化の2Dドット弾幕アクション、ということで、ピンと来ないほうが間違えているまでありますね。

2020年4月26日 ロストカラーズ/再装版 / LOSTCOLORS

自転車創業さん Steam 進出おめでとうございます。

2020年4月29日 Mahou Arms

アートワークについては一切文句はないんですが、開発段階のアーリーアクセスとはいえ死ぬほど硬い敵を淡々と叩き続けるだけのプレイ体験は決して褒めらるものではなく、これにお金を払わせるのは流石にどうなんだという気持ちになりますが、たぶんこのゲームを買ってる人はそこにお金を払ってないと思うのでまあいいんじゃないでしょうか。

2020年5月2日 The Wind and Wilting Blossom

NIPPON って感じのデザインを心から愛しているので購入しましたが、そのまま日本語翻訳待ちリストに突っ込むことになりました。『FTL』 インスパイアなゲームシステムとのことなので、大化けする未来もありうるのではないでしょうか。

2020年5月6日 The Last Bee

enter image description here

なんか言うことある? 僕は特にありません。

2020年5月6日 Gundy

enter image description here

とりあえずゲーム作ってみました感のある無料ゲーム自体はわりと嫌いじゃなくて、1ステージしか無いとはいえそれなりにちゃんと遊べたので今後の成長に期待ですね。

2020年5月6日 The Hong Kong Massacre

『Hotline Miami』の快感を求めてこのゲームを手に取って、やっぱドットじゃないとキマり方が足らねえなあ!という気持ちになりました。

2020年5月16日 Chasing Light

なぜ我々はゲームを買うのか? なぜ我々はゲームをプレイするのか? なぜ人々はゲームを作るのか? なにかちょっとでもクリエイティブっぽいことをやったことがある人は是非ともプレイする事をおすすめします。
ゲーム要素が若干歪なところはあるものの、前衛芸術めいた映像から、ゲーム業界に対するひどく捻れた痛烈な皮肉や、韓国の兵役を彷彿とさせる強迫的なカタルシス、この上なく感情が込められたボイスまで、あらゆる面で2020年で最もインパクトのある作品だったなと思います。

2020年5月19日 Helltaker

まあもう全人類プレイしただろうし、今更なにか言うほうが無粋というものです。

2020年6月11日 If Found

日記帳を消していくことで物語が進むビジュアルノベルなわけですが、要素としては「アイルランドの僻地」「23歳の宇宙オタクの女性」「パンクバンドとの遭遇」「性自認の喪失」「同性愛」「保守的思想との葛藤」ということで、2020年お耽美少女漫画的ナラティブ部門優勝です。おめでとうございます。

2020年6月14日 Evan’s Remains

この手の夏!少女!ワンピース!みたいなコンセプト、最近は普通に危険信号なのではないかと思っています。パズルアクションが好きな人は一度プレイしておくと良いでしょう。

2020年6月20日 ATRI -My Dear Moments-

この手の夏!世界水没!アンドロイドロリ少女!みたいなコンセプト、最近は普通に危険信号なのではないかと思っています。

2020年6月25日 Ministry of Broadcast

ディストピア世界のリアリティーショーという題材でかなり期待していたんですが、大した物語の動きもないまま骨太というか劣悪な操作性で3時間以上のアスレチックを続けるのは普通にしんどくて、いつか各エンディングの動画だけ見ようかなと思っています。

2020年7月1日 Townscaper

ワンクリックで家を拡張してお手軽にオシャレな海上都市を作ろう的なゲームということで、30分くらいはマイナスイオンっぽい何かを感じることに成功しました。

2020年7月11日 Bad North

ローグライクな北欧ヴァイキング RTS ということで買ってみたはいいものの、おそらく僕はそんなにローグライクな RTS がそんなに好きじゃないみたいです。

2020年7月11日 Fe

あれ、どうして僕はこのゲームを買うだけ買ってプレイしてないんだ?

2020年7月23日 Hand Simulator

昼飯代の建て替えをしたら送られてきたゲームで、特にインストールもしていません。

2020年7月26日 STAYHOMER

コロナ感染予防対策の一環としての外出自粛に反対するデモ隊に対してグレランを撃ち込むゲームで、あまり話題に出したくはない感じではあるんですが、とりあえずなんか最高スコアっぽい何かを出した気がします

2020年8月13日 Fall Guys

はい。

2020年8月22日 Inmost

意識的にハッピーエンドに反旗を翻すストーリーということで、たぶん最後までやればかなり楽しめると思うんですけど、残念ながら今の所は積んでいます。

2020年8月29日 Tell Me Why

かの有名な『Life is Strange』シリーズの開発元であるところの DONTNOD Entertainment の新作アドベンチャーゲームの EP1 で、物語としては十二分に重たい伏線をばら撒き終えた所なので、今後の展開に期待をしつつも、4話構成とのことなので本当に尺が足りるのか心配です。

2020年8月30日 Assemble with Care

修理屋さんとして思い出のこもった品々を修理しながらも人々の心を繋いでいくことで日曜の昼下がりの数時間を穏やかに過ごすことが出来ました。ありがとうございます。

2020年9月5日 VirtuaVerse

サイバーパンクドット絵ゲームのブームは衰えるところを知らず、今もこのようなアドベンチャーゲームが続々と登場している事にこの上ない感謝の念を覚えます。

2020年9月12日 Filament

各界隈をざわつかせた『The Witness』に続く高難易度パズルとして意気込んで購入したはいいものの、頭を捻りながら十数個のステージをクリアしたところで、まだ300個以上のパズルが残っているという事実にすっかり頭を抱えてしまいました。

2020年9月19日 VVVVVV

今更ながら、2020年で一番聴いたゲーム音楽は Positive Force となりました。

2020年9月26日 A Short Hike

のんびりお散歩ゲームかと思ったらガッツリ登山することになって、やはりすべての道は山に通じているようです。

2020年10月3日 Train Station Renovation

タイトル通りのシミュレーターで、廃駅を片付けてリノベーションするだけなんですが、わりと気に入っているので今後もちょくちょく駅を綺麗にしていくことになるだろうと思っています。

2020年10月10日 Hook

1時間でクリアできるシンプルなパズルゲーム、最高!!!!!!!!!

2020年10月11日 Critters for Sale Demo

なんか本当によくわからなかったし、日本語版が出ることも恐らく無いでしょう。

2020年10月12日 東方紺珠伝 ~ Legacy of Lunatic Kingdom.

はい。

2020年10月14日 Röki

北欧神話ベースでこのアートワークで作り込まれた環境音ということで、VTuber の配信を横目にプレイするにはあまりにももったいない作品なので、ちょっとどこかで半日くらい時間を取ってじっくりプレイする必要がありそうです。

2020年10月15日 Sonic The Hedgehog 2 Limited Free Promotional Package - Oct 2020

無料だったから手に入れただけで、特にプレイすることは無いのではないでしょうか。

2020年11月19日 Through The Darkest of Times

草の根運動からテロリズムまで、ナチス政権下のドイツでレジスタンスとしてドイツ帝国の台頭に抗うシミュレーションゲーム。
とにもかくにも物語の展開が丁寧で、ご近所さんが素朴にナチズムにのめり込んでいく様から、ヒトラーにドイツを手渡すくらいなら連合国サイドに祖国を売り渡して敗戦へ導くほうがマシなのでは……ではソ連と英国のどちらに売り渡すべきなのか……という葛藤を嫌というほど味わうことが出来ます。

2020年12月7日 Among Us

TGA 2020 Best Multiplayer と Best Multiplayer の受賞、本当におめでとうございます。
“過疎状態”だった『Among Us』 - AUTOMATON は涙無しでは語れない必読の記事だったと思います。