2015/12/30

2015年度Steam履歴

2015年1月5日 Don't Starve


サバイバルゲームとして見るならDon't Starveは極めて優秀なゲームだった。ダークなコンセプトは魅力的だし、クラフト要素も充実していたし、キャラクターMODも充実していた。しかし、僕はFPSオタクなのでサバイバルを楽しみたければMinecraftやRustやThe Forestなどを選ぶだろう。実際、Rustのマルチの民度の低さは極限状況下でのサバイバルを提供してくれる

2015年1月9日 Long Live The Queen



これについては既に過去の記事で言及しているので、特に言う事はない。素晴らしいゲームだ。

2015年1月9日 planetarian ~the reverie of a little planet~

 
日本のノベルゲームがsteamに参入した記念に買ったが未プレイ。気が向いたらやるかもしれない。ちなみにこの動画はPlanetarianとは関係のない画像が入り乱れたユニークなトレイラーだ。

2015年3月7日 Five Nights at Freddy's

 
Five Nights at Freddy'sは既にホラーゲームとして確固たる名声を得ているし、実際のところ、インタラクトを最小限にすることでプレイヤーの無力感を演出するゲームシステムはホラーゲームとして素晴らしいものだ。暗い部屋に独りでプレイするのは不可能に近いし、続編も買いたくない。しかしながら、和洋問わず、ホラーゲームには裏設定を充実させる風潮があるのは何なのだろう。

2015年4月25日 Narcissu 1st & 2nd


無料だったんでつい……。

2015年4月28日 Risk of Rain


やはりこのゲームついてはPew Pew Pewしか言うことがない。好きなだけPew Pew Pewすればいいのだ。

2015年5月2日 Killing Floor 2


かの名高いKilling Floorの続編が発売され、多くのFPSerは狂喜し、アーリーアクセスという制度に罵詈雑言を吐いたことだろう。ステージが一つしかないCo-opに一体何の価値がある?

2015年5月11日 Magicite

 
言うなればMagiciteはRPG版Terrariaなのだが、そもそも僕はTerrariaがあまり好きではないし、RPGを遊ぶ体力もない。それに、精巧で華美なドット以外のドットゲームに価値を感じないのだ。彼らは一体いつまでレトロなドットに惹かれ続けられるのだろうか?

2015年5月17日 Euro Truck Simulator 2


 Euro Truck Simulator2は我々に心躍るようなトラック運転エクスペリエンスを約束してくれる。デュッセルドルフを拠点にチューリッヒまでトラックを走らせ、湖畔のほとりに佇む静謐な教会を眺めるのは何物にも代えがたい感動だ。もし君がヨーロッパ中でトラックを運転したいと願うのであれば、豊富なDLCがそれを手助けしてくれるだろう。アメリカでトラックを運転したいのであれば、American Truck Simulatorを購入すべきだ。
きっと、これからトラックシミュレーターはNeed for Speedやグランツーリスモたちと比肩する程のジャンルになるに違いない。いすゞのトラックを運転しながら「走れ、走れ、いすゞのトラック」と口ずさむ日が近いうちにやってくるだろう。

2015年5月21日 Knights of Pen and Paper


 僕はこのゲームを買った記憶が無いし、このゲームが一体何のゲームなのかも知らない。別にトレイラーを見ても遊びたいとは思わない。バンドルパックを買い漁ってるとこういうことが多々ある。

2015年5月21日 Victoria II


戦略シミュレーターを遊びたいと思った時期があるのは事実だが、これを買った記憶はやはり無い。日本語MODが出たら遊んでも良い気がするが、日本人はこのゲームの存在を知っているのだろうか?

2015年5月21日 War of the Roses


これも記憶に無いが、オンラインは面白そうに見える。人さえ残っていれば。

2015年5月21日 Magicka


Magickaが有名なゲームなのは知ってるが、僕は買っていたのかと驚いている最中だ。

2015年5月21日 Hearts of Iron III

 
把握すべき情報量の多さと操作画面の細分化は、全シミュレーターにとって悩ましい課題だろう。僕はHearts of IronⅢの為にこのクソみたいなバンドルパックを購入したが、1時間あまりで諦めてしまった。

2015年5月21日 Impire


マジで何。

2015年5月21日 Crusader Kings II


ストラテジーゲームというのは、それがストラテジーゲームであるだけで少しだけ魅力的に思える。


2015年5月21日 Ship Simulator Extremes Retail

(He's a Pirateが地の底から響くように聴こえて来る) 男たちは船に乗る。船を操り、荒波をかき分け、海を渡るのだ。
Ship SimulatorはAssassin's Creed Black Flagと同等の興奮を我々に約束する。
小型ボートから大型石油タンカーまでの幅広い船をサポートし、広大な海原を駆け巡る夢を与えてくれるのがこのゲームだ。嵐を乗り越え、静寂を取り戻した水平線から昇る曙に君は心を打ち震えさせるだろう。ちなみに僕は未プレイだ。起動しようとするとクラッシュする。
2015年5月21日 Teleglitch


ドットグラフィックの小粒なゲームには、得てして開発者の驚くような知恵と冒険心が詰め込まれているものだが、あいにくこのゲームを買った記憶はやはり無い。

2015年5月21日 Sengoku

Total War: Sengokuがおま国で買えないという現状に腹を立たせる事はできるが、Sengokuに思考スペースを割くほど我々は暇ではない。
2015年6月4日 Dirty Bomb

TitanfallにもCall of Duty: Advance Warfareにも乗り切れなかった僕が流れ着いた先はDirty Bombだった。
基本無料課金制のFPSに僕が一体何を期待してしまったのかは今でも理解できないし、要はプレイヤーがいるマルチのゲームで銃をバンバン撃てたらそれでよかったのかもしれない。最低限の要件は満たされた。それ以上のものについては何も得られなかった。ちょっとの時間を潰せただけだ。
2015年6月13日 Valiant Hearts: The Great War

第一次世界大戦に翻弄される家族の行方を描くという脚本が我々の涙を誘わない訳がないが、それ以上に充実したアートワークや第一次世界大戦の資料がこの作品の魅力を最大限に高めている。僕はオタクだからツェッペリンが登場するだけでそのゲームを過大評価してしまう節があるが、そのような贔屓目を抜きにしてもこのゲームは絶賛されるべき作品だし、実際に絶賛されている。
2015年6月16日 The Banner Saga

僕はこういうフラットなカラーリングの絵がとても好きで、風にはためく真っ赤なマントだけでThe Banner Sagaには購入するだけの価値がある。各所のレビューが好評というのは確認し、たまにはシミュレーションRPGも悪くはないと自分に言い聞かせ、Steamで購入し、日本語化MODが開発されることを祈った。ただそれだけだ。ちなみに今確認してみると日本語化プロジェクトは無事に完遂されたようだ。いつかやろう。
2015年6月16日 Bioshock Infinite


Bioshockシリーズでありつつもナンバリングを外すことで、Bioshock Infiniteは明らかにラプチャーからの逸脱を図ろうという挑戦的な意欲を見せていたし、その試みは実際見事に成功した。空中都市に張り巡らされたレールを飛び回るアクションはそれだけで最高にエキサイティングだ。もちろん、その素晴らしい脚本や巧妙な伏線の張り方はゲーム業界で永遠に語り継がれるだろう。
2015年6月16日 The Stanley Parable

The Stanley Parableについてレビューを書くのは大変困難な仕事であるが、この画像を見ればおおよそ理解してもらえるだろう。我々がメタという言葉に憧れを抱いていた頃の理想がこのゲームでは実現されている。
2015年6月17日 Door Kickers

こんなん面白いに決まってるじゃん、というのを実直に再現したゲームは、最初の20分は楽しめるのだが、やはり2時間以上遊ぶことは出来ないということを改めて我々に思い知らせてくれた偉大な作品だ。いや、面白かったけど。
2015年6月23日 Assassin's Creed Black Flag Digital Standard Edition

Assassin's Creed Black FlagはAssassin's Creed 3の海戦システムをオープンワールド化して、王道ながらも実直なシナリオで我々を楽しませてくれた。大作というのはこのようにあるべき、という理想像を提示してくれた。就職活動時に海賊になれたら、と僕がどれだけ願ったかは想像に難くないだろう。
2015年6月26日 Portal Stories: Mel

2015年のMODの中で最も完成度の高い作品だったのは間違いないが、元祖Portalのプレイヤーを答えに導くステージデザインがどれだけ優れていたかを痛感せざるを得なかったし、僕はエンディングにたどり着くことが出来なかった。
2015年7月3日 NotGTAV

世間はGTA5の発売日を眼前に熱狂の渦に包まれていた。確かに、あの時のRockstar Gamesは世界のすべてを掌握していた。コンシューママシンなんて持っていない僕を置き去りにして。僕はGTA5に無視されていた。そんな時にこのNotGTAⅤは登場し、イカした車と暴力とハードなBGMというGTAの本質を見事に抉り抜いてみせた。NotGTAⅤは2015年で最もクレバーな皮肉で我々を楽しませてくれた。
2015年7月7日 Infinifactory

このゲームの特徴を言葉で表現するのは難しいが、言語の通用しない宇宙人のもとで奴隷として工場のベルトコンベア回路を組み続ける作業に言語は必要ない。誰よりもサイコパスな回路を組んで、製品を運び続けるだけでいい。Youtubeに生息しているサイコパスたちの回路は我々の脳にかつて無いほどの刺激を与えてくれるだろう。僕がもぐらライクな生物をパック詰めする回路を作っていた時、アウシュビッツ強制収容所の設計者と同じ気持ちを味わうことが出来た。これは自慢だが、Youtube上には僕の回路より高速でもぐらを精肉加工出来る回路は存在しない。
2015年7月8日 Only If

僕はFreeplayのアーティスティックな一人称視点のゲームを見かけるとついダウンロードしてしまう病気に罹っている。楽しめた事はない。

2015年8月18日 Life Is Strange Episode 1

Life Is Strange Episode 1はアメリカ在住の思春期の少女の視線をエモーショナルにゲーム化した作品で、その制作スタンスはGOTYの最もインパクトを与えた作品部門を勝ち取るに相応しい。唯一難点を上げるとすればEpisode 1のシナリオはトレイラーですべて描かれきっているという点だ。実際、Episode 1はLife Is Strangeのあまりに贅沢なイントロダクションに過ぎない。
2015年9月19日 Call of Duty: Ghosts - Gold Edition

僕はこの作品について何も言いたくない。幾つかのクールなシチュエーション、退屈なシナリオ、人のいないマルチプレイヤー。
2015年9月21日 Anarchy Arcade

10分でダウンロードし、5分だけ遊び、即座にアンインストールした。
2015年11月8日 Age of Empires II HD: The Forgotten

このゲームは古典で、シェイクスピアみたいなものだ。
2015年11月10日 Written in the Sky

Good Lesbian Sex Makes Good Man.
2015年11月28日 Please Don't Touch Anything 
ニークな着想から生まれたゲームは、起動した20分後にはエンディング蒐集へと変わってしまう。
2015年11月28日 Wolfenstein: The New Order

僕はDoomやWolfensteinなどのFPSを切り開いた古典作品をプレイしたことがなくて、その正当な続編と言われるとどうしてもDuke Nukem Foreverの悪夢を思い出してしまう。しかしながらWolfenstein: The New OrderはオーソドックスかつアグレッシヴなFPSとして、FPSの本来の魅力を改めて我々に教えてくれた。ナチのイカれた幹部たちのキャラクターはこれでもかと際立っていたし、レジスタンスの面々も十分にキャラ立ちしていた。そしてそれを上手に料理した。何一つ文句のないアメイジングな作品だ。
2015年12月1日 The Beginner's Guide

The Stanley parableの制作者Davey Wredenは今や最も期待される人物となった。彼のゲームに対する真摯なスタンスは、Steamセールの荒波を耐えぬく内に失ってしまった我々のプリミティヴな感情を呼び覚ましてくれる。
2015年12月12日 Carpe Diem

これについてはもう記事を書いたはずだ。

2015年12月12日 Carpe Diem - Extra Package 
この100円を安いと思える人間で常にあり続けたいと切に願う。
2015年12月24日 Hippocampal: The White Sofa

制作者がこのゲームのテーマは瞑想と精神世界だ、などと言い始めたら我々は身構えなくてはならない。クソなゲームはクソとして受け止めよう。そういう教訓がこのゲームには詰まっていた。