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え?
2017/07/31
雑感
雑感ってタイトル、今から取り留めもない事言うけど許してねという予防線でしか無いし、Qiitaでポエムタグつけるのと同じ卑屈さが見られるよね。 # 通勤 京都に引っ越してきてからそこそこ日が経ったが、毎日自転車に乗って通勤している。 書類上の通勤手段は京都市バスなので、本当はよろしく無いのだけれど、定められた通勤手段とは異なる通勤手段を用いたとしてもそれが常態化していたら労災は下りるっぽいのでオールオッケー、労災は人の心をわかっている。 別にバスで通勤してもいいかなーとも思っていたのだけれどバス停まで徒歩10分、バスで30分、バス停から会社まで徒歩7分みたいな感じになってどう考えてもロスが大きすぎる。それなら汗まみれオタクになって自転車を20分漕いだほうがよっぽど合理的。 それに自分の力ではどうしようもないものに肉体を揺らされ続けるという体験はかなり精神に悪い。自分でハンドリング出来ないものは極力避けていきたい。 自転車で通勤し始めてから通勤そのものがわりと楽しくなってきて、朝の東堀川を南へ駆け抜けるのは何者にも代えがたい幸福がある。 事故ったらどうしようというのはあるが、まあそのときはその時で、多分仕事ができる状態にはないと思うので大人しく休めばいいと思う。休ませてもらえるかは別問題。 # タスクの可視化 仕事マジでつらくて、結局おれたちが一番失敗しているのはチームとしての運営でして、いや組織とはこうあるべきみたいな恥ずかしい話あまりしたくないんですけどそういう矜持の部分は置いといて失敗しているものは失敗しているのだから事実を認めるべきだ。 タスクの可視化が出来ない組織の風土というのは人間性の部分が根本から腐っていて、可視化をしてしまうと己の怠惰や能力の欠如が明示的になってしまうのではないかという怯えから可視化を避けるようになる。別に能力が低い人は能力が低い人なりの効率を考慮して仕事が割り振られるので別にそんなに気にしないし、そういう部分を糾弾する人間は普通に終わっているのでさっさと排斥すればいい。 とにかくタスクを管理するべきだ、雰囲気だけで業務負荷を管理してもその人の主観でしか仕事は割り振られないので、現場ベースでタスク管理ツールをシバいているのだけれど、それでもPMの人間がタスク管理ツールを3日に1度しかチェックしてなかったら無意味。 軽微なタスクを口頭で告げられて、それをタスク管理ツールに登録するか2分くらい悩んで、まあいいやってなって、忘れないようにと先にそれを処理して、そんなことよりもっと優先度の高いタスクが棚上げしてしまうみたいなのが頻発している。口頭で告げる暇があったらタスク管理ツールに登録してほしい。一つのシステムにうまく乗っかっていってほしい、口頭ほど責任感のないコミュニケーション手段は存在しなくて、全部文字に起こしてほしい、丹精込めて読むんで。 この辺のタスクのさばき方が曖昧だと時にBacklog使ったりスプレッドシートで管理したりとやたらと参照すべき対象が増えてとにかく管理が煩雑になるので、単一の管理ツールを使いましょうという気風が必要、それを上下関係が明確な中で指摘するのかなり厳しいし、上が使い方を理解するまでのコストを考えると現状のままでいくか気合い入れて上に叩き込むかでかなり葛藤する。そういう葛藤ってPMの葛藤じゃあないですかね……とにかく我々は一箇所にすべてのタスクをまとめてほしいと思っているし、対面で話すべき局面など無いと思っている、お互いオタク顔だし見たくないもんな # 若さ Kyoto.jsに行ってから痛感したのがとにかく精神的な若さが欠落している点で、人月の奴隷に成り下がるともっといい感じにやっていくぞ!!!というノリが発生しなくて、はい、これ資料通りにやります、やるですです、みたいになる。 こういうやっていき感、人的リソースがカツカツだとそういう余裕が生まれないという問題もあるけど、それ以上にオッサンらに囲まれてヤアヤアやってると技術レベルとかじゃない次元で極めて保守的な価値観が自分の中に叩き込 まれていって、徐々に自己自身がオッサンになっていく感じがある、帰りの電車内で服に染み付いた加齢臭にウッってなるともうだめです。 おっさん的価値観が「やっていきます」なら、若人的な価値観だと「やっていくぞ!!!」になって、そのギャップの狭間で苦しんでいるというのが現状です、保守的な会社でやっていき感出してるけど結局上の監視からは逃れられない、みたいな 俺は本当は若々しい面子といい感じにやっていきたい、それに尽きる、具体的には作業中に音楽を聴かせてほしい さっさとスーツを捨てようぜ、成果は成果だ。
2017/07/17
引っ越し
僕の滋賀配属が明らかとなったあの忌々しい悪魔的配属発表から一年と三ヶ月、なんやかんやの会社都合で半年以上京都市内に通勤し続けてたわけですが、ありとあらゆる上長様から引っ越しの打診を一切頂けませんでしたので、自己都合・自費にて晴れて京都市内へと引っ越しをさせて頂きました。夏のボーナスフル稼働です。 さよなら年間36万円の社宅手当、こんにちは自由、これからもよろしくね手取り16万円。 僕は滋賀県という土地が本当に嫌いで、理由を挙げるとするならギャルが電車内で朝マックを食ってるからとしか形容し得ないんですが、矮小な事象をかき集めるのであれば、夜23時に近所のスーパーの閑散とした駐車場で二十代前半の男性四人組がケツバットをし合って盛り上がってるとか、手から太陽のエネルギーを放つことで科学的に毒された人体をデトックスすることが出来ると主張する新興宗教団体が定期的にインターホンを鳴らすだとか、近所の蕎麦屋の駐車場で大学生の集団がお疲れ様会を開いて盛り上がってるとか、自動車が路駐をする時に必ず歩道に乗り上げる文化とか、一時間に一度しか来ない帝産バスとか、株式会社オムロンの労組が提供している飛び出し坊やとか、まっとうな公共交通機関がJRしか無くて毎朝満員電車になるだとか、22時頃にJRに乗ってると飲み会終わりの東レの営業マンが電車内でイキり倒してるとか、夏の日の夜に外を歩いていると馬鹿デカいカエルの大合唱が聞こえてくるとか、家の真横のやまむらやが駐車場でBBQを実演してるせいで窓を開けると炭火のクソいい匂いが部屋に充満するとか、やまむらやの駐車場の整理員のおっさんの大声が一日中部屋に響き続けているとか、朝ドアを開けると小鳥の鳴き声と共にクソ広々とした大空が広がっていてあまりに清々しすぎるとか、まあ色々、色々あります、とにかく全部憎い。 京都大阪の通勤圏内で一軒家やアパートを買ってしまうタイプのファミリーというのがまず無理で、黙って京都大阪に住めよ、一軒家持ってデカい顔をしたがるのやめろ、男根が透けて見えるぞ 取り乱しましたが、とにかく僕は今日から京都市民です、京都市民どすえ、はんなりしていきますさかいどうぞよろしゅうという感じです、まあ別に通勤に30分以上かかるのには変わりはないんですが、まあ精神の問題ですよね、社宅に住んでると奴隷意識が強まって仕方がない。 これから毎朝『出町柳から』を聴きながら通勤したいと思います。 最後に、滋賀の社宅の窓からの光景です。
ところで手取り20万以上で僕をヘッドハンティングしてくれる企業様が御座いましたら何卒お声がけのほどよろしくお願いします。スーツ着なくていいタイプのアレが良いです。あとおっさんのフンス音に思考を断絶されずに済むやつ。当方文系新卒未経験大歓迎あいてーえんじにゃあでぶいびーとかじゃばーとかるび〜とかぴいそん?とかじゃばすくりぷとってじゃばとなにが違うんだろう?とかちぃぺすくりぷと?おらくるとかいるかとか象さんとかえーだぶるえすらむだ?とかだいなも?とかきねしす?とかいろいろあれです、感じ感じ。あー、プロジェクトマネージャーがプロジェクトをマネージしてる世界にいきたい
2017/07/09
エロゲソングの話
# エロゲソングの話 先日、にゃるら氏(@nyalra)が
こういう記事
を上げていて、完全に独り言が止まらない痴呆老人という感じだったのですが、僕も僕で痴呆老人なのでエロゲソングの話をします。インターネットがどんどん老人介護施設になっていく……。 にゃるら氏は本編とのリンクという観点から選曲をされていたみたいですが、僕は自分語りをすることしかできない無力な人間なので、エモで行きます、行くぞ、エモで。 作品/メーカー/歌手の被りは無しという縛りでやっていきましょう。 ## 1. Solitude / 『君の名残は静かに揺れて』
>優しさを閉ざさないで あなたはどうか >愛するのに 愛するのに >傷つけてしまう 優しさを閉ざしてしまうみんなー!!!!!!!!!!!!!!! 愛というものを学びたければ『君の名残は静かに揺れて』をプレイすべきです、愛について全部学べるので。 『Flyable Heart』のファンディスクという位置付けなのですが、ほとんど単品で楽しめる話になっています。少なくとも僕はやってないです。 そんなことより、 >両の足で立ち 言葉を話し ふたつの目で何もかもが見えた >冷たさも 温かさもこの手に感じた というモノローグ凄くないですか? 人間の生そのものをこれだけの言葉で表現し切るなんてそうそう出来ないですよ。 ## 2. a far song 〜カナタノウタ〜 / 『最果てのイマ』
>いびつな眩しい友達(もの) >それは美しい猛毒 貴重な田中ロミオ枠の割り振りをどうするか死ぬほど悩んだんですが、『ユメミルクスリ』を挙げるにはちょっと歳を取りすぎた感が否めなかったので、ストレートに『最果てのイマ』でよろしくお願いします。 廃工場を「聖域」と定め、荒んだ外部環境から逃げ出すように身を寄せ合う主人公たちという設定ですが、そうして逃避行的に身を寄せ合うこと自体が猛毒なわけです、内部から共同体を侵食し腐敗させていくわけです、それがオープニングの歌詞の段階で定められているんです、僕は崩壊すると分かっていてそれでもなお正しいと信じて組み上げられる共同体というものが大好きなんです、わかってるんですか??? これは個人的な話なんですけど、絶望的な状況下で撮影された集合写真が好きという趣味があって、よく戦争写真を漁ったりするんですが、そういう文脈でこの一枚絵が死ぬほど好きです。
## 3. combination somebody / 『こんそめ! 〜combination somebody〜』
>Combination somebody! >素晴らしき日常 >Temptation Girls&Girls&Girls >楽しまなきゃソンでしょ 日常系の真髄としか言いようのないフレーズですが、『最果てのイマ』と同様にはみ出し者たちの共同体がテーマになってます。 これは作品のテーマというよりはシナリオライターの日野亘が長年取り組んでいるテーマで、それを踏まえるとこのシンプルな歌詞は「世間様から弾かれても日常というものは依然として続いていく、それならば弾かれた者同士で楽しくやればいい」という意味になります。Twitterじゃん。 ちなみにOPムービーのキャラクター紹介のところでレベルとして表示されている数値は実年齢になっておりますので、ご査収のほどよろしくお願い致します。 ## 4. 永遠の存在者 / 『ピリオド』
>終わりを知らなければ生きる喜びもないだろう >永遠の存在者なんて悲しくて寂しい存在なんだろう 別に『ピリオド』自体はこのフレーズとは全く関係ないですが、『存在と時間』枠ということでお願いします。 メインヒロインの一人であるところの小石川小羽さんなのですが、路面電車の走る石畳の街長崎に時折誕生する天使でして、僕が人生で唯一真摯に恋をした人物でもあります。 ## 5. つないだ手から /『Worlds and World's end』
>さがしてた、君の笑う世界 >いつもそこにぼくがいたはず ある日を境に突然決して朝が訪れない「夜の世界」に取り残された主人公たちと、ただ一人通常の現実世界に留まり続けてしまったヒロインの話です、優勝ですね。 夜が明けない世界って、なんというか「柔らかい」じゃないですか、別に優しくはないし、様々な荒んだ事件も起こりますが、それを含めて「柔らかい」じゃないですか、そういう雰囲気を演出するのがとにかく上手い。茶太だし。 ところでこれはネタバレなんですが夜の世界と現実世界が交差することは永遠に無いです、ですのでこのような歌詞になります。 ## 6. Soul Release / 『ハロー・レディ!』
>選ばれし者が集う世界 この場所で >新しい自分を見たい >違うから求め合えるんだね >謳歌せよ 開かれた道には >栄光あるのみ 僕が目指している人物として『ハロー・レディ!』の成田真理がいるのですが、名前が真理という時点でかなり最強なのではやく僕も真理に改名したいです。 ジャンルとしてはノブレスオブリージュ溢れる能力バトルものなんですが、各能力にはシェイクスピアの作品名がつけられており、能力発動時には該当作品の一節を詠唱するというオタクが一番大好きなやつになっております。 単にシェイクスピアを引用するだけじゃなくて各作品になぞらえたストーリーや設定になっていて本当によく出来ているのでもっとみなさんプレイしてください。 ## 7. 祝福の歌 / 『エーデルワイス』
>神様の庭 重なるふたつ影 >永久に繰り返す睦言 >ひとときも止まぬよう オタクは祝福された静謐な歌詞が大好き!!!!!!!!!! ## 8. 硝子のLoneliness / 『Clear』
>透明な孤独に 慣れたフリして >誰もが癒えない痛みを 持てあましているよね いますねぇ!!! ## 9. Bullshit!! Hard problem!! / 『猫撫ディストーション』
>全てはゴミ それか光 >幻だろう? この世って何だ? >「猫は猫で鳥じゃないさ」 >眉睡もんで笑えねえぜ"fuck it !!" KOTOKOの楽曲は聴いてるとブチアガるのに書き起こすと死ぬほどダサいという定式を地で行く歌詞です。 現実の家族が最悪すぎて現実逃避しまくってたらすべてが都合よくなった家族が現象してくるというお話ですので、歌詞は作品のテーマと完璧に噛み合っているのでギターの音がどれだけダサかろうが問題ではありません。 ちなみに、エモいパンチフレーズをデカデカと高速で表示しまくるとオタクが気持ちよくなる、というのがあります。 ## 10. Tistrya / 『白光のヴァルーシア』
>その子らの歩み >それこそが生ける人の歴史 スチパンシリーズの中で一つだけOPを選ぶのってほとんど居合めいた掛け合いが要求されてかなり緊迫感がある(詳しくは装甲悪鬼村正に記されています)ので難しいのですが、人類、人類って何だ、何故おれは生きている、人類とは…となった時に一つの回答を与えてくれるこの歌詞はシリーズの中でも屈指の名フレーズです。 余談ですがLiarSoft枠で最後まで選考に残った作品として『平グモちゃん-戦国下克上物語-』があって、何故かと言うと仕事中とか時折「平グモちゃん、GO!!!!!!!!」って叫びたくなる瞬間があるからです。 ## 11. だっこしてぎゅっ! / 『だっこしてぎゅっ! 〜オレの嫁は抱き枕〜』
>そっとGoodなKissで目覚めさせて(*≧∀≦)ノフッフー!! >BedでSlitに触れさせて >ねぇ 我愛 need you, still >(Love Love Love Love only one!!) この歌詞を見た時、THA BLUE HERBのBOSSを超えるリリックメーカーがこの世に爆誕したと確信した。 ## 12. アイの庭 / 『Garden』
>いらっしゃい アイの庭 >今はここで おやすみ >未来(あした)は あなたが >笑顔になるそんな世界へ さぁ Duca枠をどうするか死ぬほど悩んでさっきまで『恋色空模様』の二人色の歌詞を読んでたんですがそれでもやっぱりDucaならアイの庭しか無くないですか??? すべてを受け入れて安らかに眠りにつくことが赦されているけど「今はここで」と言われている通りいずれ立ち去らねばならない庭なんですよ、アイの庭って、だれもがみな旅人なんです、100000000000000億点です。 『Garden』についてなんですが紆余曲折を経た後のパッチを当ててプレイしてたんですが主人公の名前をK坂ひえきにしてしまったせいで30分以上持たなかったです、すみませんでした。 ## 13. 春 -feel coming spring- /『はるのあしおと』
>空気の色が 輝いて見える >遠く微かに響く あしおとが跳ねる 目パチ口パク機能という驚くべきハイパーテクノロジーを実装した事で大きな話題を呼んだ『はるのあしおと』のOPが新海誠の手によるものという事は周知の通りですが、これほどまでに的確に新海誠の背景美術を歌詞として表現した楽曲は他には存在しないでしょう。 >春よ届け 空を追い越せ! この傘を開く演出は何年経っても色褪せずに新鮮な驚きと芳醇な歓喜の情感を我々に与えてくれるものです。 新海誠さんの担当した作品で自分が一つ選ぶなら間違いなく『はるのあしおと』での映像を選ぶでしょう。 ちなみにこれ僕中学生(本記事に登場する人物は時空軸を問わず全員18歳以上です)くらいのころにプレイしたのでかなり記憶に残ってないけど、主人公のジャージが格好良すぎて同じものをめっちゃ探してたという過去があります ## 14. ぜったい×ロワイアル ~命短しバトれよ乙女!!~ / 『ぜったい×ロワイアル~命短しバトれよオトメ!!』
>だからね ドン!ドン!けちらして ガン!ガン!やりまくれ 実直で大変よろしい。 ところでサビのメロディめちゃくちゃ好きなんですけど同意してくれる人間を見たことがない。 # 15. 微笑みジェノサイド / 『俺たちに翼はない』
まあ見てくださいよこのムーヴを
作中に登場する架空のアイドルグループ「フリッキー5」の代表曲『ほほえみジェノサイド』は、なんと国内シングルチャート12週連続1位という驚異的な記録を誇るわけですが、他にも『サムタイム刀狩り』(略称:サム狩り)、『いつだってプリズン』(略称:いつプリ)『独立採算ラバーズ』、『生理休暇で捕まえて』、『ロシアン妊娠検査薬』(アルバムタイトル)などを残しております、王雀孫のそういうところ、好きだよ。 個人的な話なんですけど光GENJIが滅茶苦茶好きで、もろにガラスの十代だから高評価を出してるというだけではあります。 # 16. Hesitation Snow / 『はつゆきさくら』
>狂っている 定義が今 調和の糸 手繰り寄せ >堕ちていった 純粋な目に 映る何もかも 歪んでいく 仕事でテーブル定義書を修正したり、何一つ要件通りになっていないソースコードを修正してる時にこの曲が流れてきます。 # 17. nikoensis - 追想 / 『果てしなく青い、この空の下で…』
>果てしなく 広い青空を >見上げて 立ちつくしていた >やがて 雪は静かに舞い降り >罪と夢を 覆い尽くす 夏だネ。 残響とばかりに雪を静かに舞い振らせて罪と夢を覆い尽くしており、文句のつけようのない仕上がりになっております。
## 18. the case of us / 『らくえん~あいかわらずなぼく。の場合~』
>Hey, even if you all finds out // ねえ、なにもかも見失っちゃっても、 >we will be smart-end.surrender // 僕たちはハッピーエンドになるのさ。 そろそろ疲れてきた、にゃるら氏は50曲も書けてすごい、僕の負けです、せめて、せめてエロゲソングではなくエロゲ内BGMだったらまだ戦えたのに…… 本作は大学受験に失敗して予備校通いになるはずだった冴えない主人公がエロゲメーカーでイラストレーターをやる事になるというあらすじで、古き良きエロゲー業界の悲喜こもごもを描きつつモラトリアムの鬱屈や葛藤を見事に描き出した傑作です。 数多くの辛酸を嘗めてもなおエロゲーに拘泥してエロゲーを作り続けるというある種の狂気を踏まえてこの歌詞を見るとかなり感慨深いものがあります。 この記事でこれだけはみなさんに覚えてもらいたい台詞があります、これさえ抑えておけば人生はオールオッケーです、何があったってハッピーエンドになります。 >「この手をつかめば、アンタをもっと深い世界に >連れてってあげる。いやーんな世界よ。 >最悪で最低な最高に最凶なアタシたちの世界よ >一度知ったらもう、ただのヲタクには戻れないわ。 >なにも知らない単なるヲタクには戻れない。 >それでも。アンタはこっちに来る資格がある >アタシには、あんたを連れて行く覚悟がある。 >アンタがその気なら、一緒に見に行く準備がある。 >最低な場所の最高の景色を」 >チビはにやりと笑った。 >透き通るような白い歯が光る。 >悪魔みたいに魅力的な笑顔だった。 >「堕落する準備はOK?」
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